この本はイタリアでも最南端に位置するプーリア州に
スポットライトを当てた一冊。
他の地域の例に漏れずこの地域も(イタリア半島は統一
されてまだ100年と少ししか経っていない)いろんな国々
との交易で繁栄することもあれば、度重なる侵攻により
多大なる被害を被ってきました。
その上ローマやフィレンツェから見れば辺境なので統一後
も近代化の波は遅れていました。
そんな地域故にイタリアの中でも独特の文化を形成するに
至りました。
(ギリシャ、ビザンチン、フランス、オスマントルコ等々)
イタリア南部というとナポリやシチリアを想像してしまうの
ですが、これを読むと同じ南部でもこんなにちがうのか!という
良い意味で衝撃を受けます。
そこに惹かれた著者の思いが十二分に伝わる本文と写真の数々。
旅行の参考になればとホテル(豪華なそれでなく暮らすような
雰囲気を味わえるそれや、アウグツーリズモを体験できる
それなのもポイント)やレストランの紹介も有り。
(住所や電話は言うに及ばず、URLやメールアドレスも記載してます)
違うイタリアを見つけたいあなたにお薦めの一冊です。