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南の島に暮らす日本人たち (ちくま文庫)
 
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南の島に暮らす日本人たち (ちくま文庫) [文庫]

井形 慶子
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本だけが舞台じゃない!サンゴ礁の島にみつけたもう一つの人生。仕事・病気・ストレスを全部乗り越えようと、サイパン・テニアン・ロタ・ヤップ・パラオを探訪する著者が出会った人々の夢と現実の素顔を活写する。サイパンに住んで14年経つアートディレクター、フィリピン人と結婚し、ブティックを経営する女性、南十字星の見える島パラオの暮らしなどが、興味深く語られる。

内容(「MARC」データベースより)

日本だけが舞台じゃない。日本から3時間と少しで行ける明るい太平洋の島々に移り住んだ人々。サイパンのアーティストやテニアンのダイバー、ヤップの商店主などもうひとつ別の人生を訪ねる。滞在ガイド付き。〈ソフトカバー〉 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 253ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2000/07)
  • ISBN-10: 4480035729
  • ISBN-13: 978-4480035721
  • 発売日: 2000/07
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 910,119位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本のタイトルからは、南の島に暮らしている日本人たちの生き様を紹介した本の
ような印象を受けるが、そういう期待で本書を読み進めると、期待に反する部分
と期待に沿う部分とが交互に出てくる。

病気で人生を見つめ直す機会を得た著者がなぜか南の島へと飛び、そこで暮らす
人たちへの取材を重ねつつも、かつて太平洋戦争が南太平洋で繰り広げられた時
代の面影に心を動かされ、自分の人生について考える・・・そう、本書の主役は
「南の島に暮らす日本人たち」ではなく、著者本人なのだ。

そのような著者に共感した人は、本書を高く評価するだろうが、逆に、南の島で
の暮らしがもっとストレートに紹介された本を探していた人には、やや「くさ
い」著者の感情表現に少々辟易するのではないだろうか。そういう読者には本書
よりもいしいきよこ氏の書などをお勧めする。

このレビューは参考になりましたか?
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
海外で暮らす人々に興味があり、いろんな本を探すうちにこの本と出会いました。タイトルと内容を見た瞬間、私はてっきり昔あった「海の向こうで暮らしてみれば」風だと思い期待して買いましたが、実際は筆者の旅行記でした。

海外で暮らす人を訪ねる内容でしたが、主役は常に筆者で、旅行途中に出会う人々と少し話しをして、筆者の思いが書いてある・・・という感じにしか受け取れず、期待はずれでした。

このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 佐倉ごるふ トップ1000レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
東京でがむしゃらに邁進してきた著者が、首の腫瘍を切除すること
になり、自分の来し方行く末のビジョンを得るべく、南洋、
サイパン、ロタ、テニアン、パラオ、ヤップなどの島々に居住する
日本人を訪ねた、魂(スプリチュアル)な旅行記。

本書は、あまり体験することのない、南洋の島で暮らす、または
暮らすことになった日本人の様々な人生模様と、各地に残る
太平洋戦争の傷跡、戦争が残したもの、影を克明にジャーナルし、
著者自らの生き方の、その価値を問う内容となっています。

特に最後のヤップ島で出会ったバス会社社長と奥様、その島で
生活するにいたった経緯、そして、戦争が、平和な南洋に落とした
光と影・・さまざまなものが入り交じって、著者がその地で感銘を
受け、神の啓示にも似たものを感じたのと同様な感覚が、
読者の胸にせまります。

数ある井形さんの著作の中では、ワタシ個人的には、上位にランク
できる、優れた紀行エッセイです。

単に旅行記でないところがみそで、いろんな島で暮らす、様々な
事情をもった日本人、そして、彼らの生き方に触発されて、
日本、都会、現代に生きる日本人の生活を再考すると同時に、
著者自らが生きてきた道程、さらに、残りの人生をイメージする
際をも考えさせられる、という内容です。

読者は、その上に、自分の生き方、価値観、さらに南洋のイメージを
重ねあわせることによって、著者の魂の体験、一期一会を、自分の旅と
してビジョンすることができます。

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