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半島有事7 - 38度線を越えて (C・NOVELS)
 
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半島有事7 - 38度線を越えて (C・NOVELS) [新書]

大石 英司
5つ星のうち 1.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

韓国海軍による突然の北朝鮮上陸宣言に、自衛隊に衝撃が走る。日韓合同軍は軍事境界線を越えるのか!? 半島を巡る戦い、いよいよ大詰め!

内容(「BOOK」データベースより)

対馬での戦闘を一旦措き、韓国軍と行動を共にすることになった自衛隊。雪崩れ込む北朝鮮軍を食い止め、いよいよソウル解放かと思った矢先、韓国海軍の艦艇は突如針路を変え、北朝鮮の要衝・海州への上陸を宣言した。寝耳に水の作戦変更に動揺する日本の護衛艦隊。日韓合同軍が38度線を越える!!―その頃、中朝国境沿いの山岳地帯では、さまざまな国籍のベテラン軍人たちが楽しいバーベキューの後片付けを始めていた。中心にいるのは、陸自特殊部隊“サイレント・コア”の鬼隊長、音無誠次二佐!半島を揺るがす有事の行く末は!?―。

登録情報

  • 新書: 229ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2011/12/17)
  • ISBN-10: 4125011788
  • ISBN-13: 978-4125011783
  • 発売日: 2011/12/17
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 1.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 何がしたいんだろこの作品, 2012/1/3
レビュー対象商品: 半島有事7 - 38度線を越えて (C・NOVELS) (新書)
取りあえず購入して読破したが、あまりの不出来に脱力。

ここ最近の筆者の長編作品の特徴なのだが、中盤においてはそこそこスピード感を有して読者を引き込ませるのだが、後半になるとその勢いがグダグダになってしまって消化不良を覚えてしまうという悪癖にこのシリーズも捉われてしまっている。

ネタバレになるが、例えば、生き残った韓国大統領補佐官が「今回の一連の事件で北の体制を変革させるつもりではあった」「だが、アメリカと中国の横やりでパーに」「もっとも、軍がダメージ受けたんで向こうの体制にもダメージを与えられた」などと、楽屋裏でのシナリオを自衛隊の将官に説明しているのだが、日本の領土に問答無用で攻め込んだ時点で、韓国の国際的評判が悪化しかねないようなザルの策を立てている時点で「お前ら頭大丈夫か?」としか言いようがない代物。
まあ、「ダーティボムを撃ち込まれたのに、ろくに動かず、明らかに『核の傘』という抑止効果を自らの手で放棄するというアメリカ」とか「北朝鮮が侵攻し休戦条約が破棄されたにもかかわらず、存在が空気となっている国連軍」とか、「攻め込まれたも尚『経済的結びつきが強いから』という理由で、ホイホイ派兵し、更には韓国軍の暴走に律儀に付き合う日本政府」とか、大変不思議な国際情勢・政治情勢がこの作品内で繰り広げられているのを見ると、上記のようなザル計画が進められるのも当然かもしれませんがね。

既に半島物のドンパチなら森詠氏がやっているし、北朝鮮内部でのクーデター物なら佐藤大輔氏が上梓していますので、政治的整合性とか軍事的整合性とか楽しみたい人なら、そっちを読んだ方がいいんじゃないでしょうかね。
サイレントコアの連中のドンパチ(司馬無双)を楽しみたいんならともかく。

そういわざるを得ない程、全体の設定がめちゃめちゃすぎて、仮想戦記ならぬ火葬戦記となっていますので。
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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 無茶しやがって, 2011/12/19
レビュー対象商品: 半島有事7 - 38度線を越えて (C・NOVELS) (新書)
最後のご奉公と思い今回は購入しました

読んでて最も引っかかるのが、全体の設定の不自然さです

最初はサイレント・コアって原発に対する対テロ部隊でしたよね
その後、この任務が解除されたって話も聞かないんですが、
半島有事の時こそ、もっとも原発へのテロを経過すべき時なのに
朝鮮半島へ出張って何をやってるんでしょうか?
ちゃんと自宅警備してくださいよと、電力業界もスポンサーとし
て一言いいたいに違いありません。

海自艦隊が、大変です韓国軍が38度線越えるって言ってますよ
とお伺いをしたら、僅か20分後に防衛省から「行っちまいな!」
の命令が返ってきて、まあしょうがないな、じゃあ行こうで済ま
されてしまいました

一国の戦争指導を一省庁がやっちゃうんでしょうか?
20分後の即答では、官邸に諮ったはずもなく誰が決定したんでし
ょうね?
やっと師団長より上の描写が出てきたと思ったら省止まりとはねえ

そもそも対馬に侵攻された日本がいきなり韓国支持に回った理由が
韓国を助けないと韓流ドラマの好きな主婦層から日本政府が見放さ
れるからだそうです、トホホ
作者のリアル・ポリティックスとはTVの中だけにあるのかと嘆息

中身としては、五カ国のエージェント代表しかいない謎の6カ国同
窓会や、いつもながらのドンパチがあって『北方領土奪還作戦』以
来お馴染みになったふりだしに戻るで終了。

私自身は嘆息してこう結論します
このシリーズは無茶のし通しだったが、それにしても酷い小説だったと

そんな小説ですが、熱心な読者としてはぜひ買うべきです。
その印税が、作者の日々のファーストフード代を支え、作者の血と
なり脂となり、将来の傑作に繋がるかもしれないのですから

作者の次回作に期待しましょう!

2011.12.21追記

全体の説明がなされず、いきなり降るように与えられた状況の中で
劇中人物が右往左往するのは、小説というより劇の台本に近いので
はないかと思うようになった。
各幕の間の矛盾を気にせず、一幕内におけるお馴染みの人物が、ど
れだけ見栄を切れるか、いつもの十八番を何時披露するか等を楽し
む、そういった読み方がむしろ正しいのかもしれません
戯作の荒唐無稽に突っ込むのは野暮ってものですから
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11 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 唐突に書かれる「日本の核災害」を茶化した不愉快作, 2011/12/27
By 
TOSHI!! (都内、墨東地区) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 半島有事7 - 38度線を越えて (C・NOVELS) (新書)
Cノベルズサイトの先行立ち読みでまず脱力しました。巻頭の1ページに満たない
文章で、対馬〜半島有事6巻までの状況説明が見事に要約されている。逆に言えば
戦略状況はその程度で、あとは刹那刹那のドンパチとギミックを駆使したアニメ番組
のノベライズでしかないのが端的に判る。いくら作者が、かのガンダムシリーズの
熱狂的ファンだとしても、ある意味、御見事過ぎます。

で、何故か公式発売予定日当日に、某リサイクル書店で捨て値に近い(帯破れ)もの
を見つけて、まぁこれが最終巻らしいから、と購入してみましたが・・・

サザエさん部隊のドンパチは、まぁソコソコのスピード感で読めます。ただし、この
作品の惨禍たるや、政治の裏舞台に通じた黒幕老兵連(しかも六ヶ国というのに
五ヶ国しか出てこない)の仕組んだ壮大なヤラセでしたぁ、というオチ。ハナっから
竹島ミサイル殲滅に始まって対馬でひと騒動やって、その隙に北が蜂起して、という
ところまで仕組んであった上に「韓国は経済同胞」のキモは「今や歌にしてもドラマ
にしても韓流なしには政権は主婦連の支持を失う」から、だそうで。

札幌にも打ち込まれたダーティー・ボムにしても、唐突に「あれは日本の大災害時の
米軍パニックにヒントを得たもので、在韓米軍が泡を食って逃げたのは痛快だった」
と北朝鮮士官に言わしめている。原発被災地で非難・仮設住宅生活に耐えている方々
や、汚染作物を廃棄しなければならない栃木・福島・栃木・伊達市などの事情をどう
捉えているのでしょうか。しかも作者は、それをブログで指摘されたら慌ててコメント
をコソコソと削除して、次の日のメルマガ(有料版なのでシンパしか読めない)でグダ
グダと愚痴っている。どうも、「ぼくらはみんな ここにいる」でハンセン氏病を
差別的に描いたり、本巻で初めて思いつき(としか思えない)で「大災害」(東日本
大震災?)を持ちだしたり、これでウケ狙いできるとでも思っているのでしょうか。
(当の「大災害」なるものは、作中には竹島攻撃以降一切登場していません)

そもそもサイレント・コアは対原発テロ特殊部隊のはずが、自国はおろか韓国の原発
の状況すら全く言及されていない。要は「ぼくがかんがえたひみつぶたいの、もの
すごいひみつへいき」のカネ蔓としてしか設定されていないわけです。

韓国に対する差別意識も酷い。F-15Kスラムイーグルを「あいつらのレベルじゃ稼働率
が確保できない」とか、至るところで「チョッパリ呼ばわりされながら、何故最前面
に出なきゃならんか」的な描き方とか。そして北朝鮮軍が敗走に至るや「ハッスル
タイムです」とゲーム感覚で銃剣片手にスーパー美魔女士官が突入して血まみれの無駄な
虐殺行為を北朝鮮の敗走兵相手に開始してストレス発散するわ。

筆者はブログで経済や政治事情に勝手な解釈を開陳して、その道のプロから窘められ
たり批判されたりすると往々にして「精神病者の曲解だ」「アスベに用はない」「サイ
コな奴」等と決めつけて罵倒していますが、本巻を見る限り、こういう無神経な表現
は、実際にその病や被災で苦しんでいる方々を一顧だにせず放言のし放題です。
本来、所謂「無頼派」(花村満月氏、西原理恵子氏等(例示失礼))でなく、朝日
ジャーナルのジャーナリスト出身で、政府の防衛計画大綱にアドバイザーとして加わ
っている(電話を受けたり、FAXを送ったりしているそうですが)方とは到底思えない
極めて不愉快な珍作怪作としか思えません。
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