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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
読んで哀しき空疎感が・・・,
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レビュー対象商品: 半島有事6 (新書)
まず、発売前のC★ノベルズ予告で目次に『エピローグ』の文字を見て、終わるか・・・と思い、発売日に書店でまず巻末を見てしまい眼を疑い・・・・ 【7巻に続く】と見て腰が砕け・・・・ 偶々、2週間後くらいに読み捨て価格で街で見かけたので、もう100冊近く読み継いできた者としては惰性で購入 してしまい・・・ 苦痛に耐えつつ読了に2カ月近くかかりました。 まぁドンパチは措くとしましょう。要はサザエさんですから、サイレント・コアは苦戦はしても戦死はしないし、 土門さんはどんなに酷使されても障碍者の孫を持つレジスタンスに気を使うタフなパパだし、リザードの弾は必ず 命中るし。予定調和マンネリもここまでいくと一種の芸の域です。ハンディキャッパーを設定して活躍させるのも 初めてではないけれど、筆力がここまで衰えると却ってあざとく見える。必然性が全く無いのにキャラが立ち過ぎ。 酷いのはとにかく手抜き、調査不足、描き込みの低下。主戦場は漆谷付近の洛東江に移っているのに、巻頭の解説 地図は前巻の図のまま。そのため、この筆者が唯一残している戦場でのスピード感あるドンパチシーンがイメージ できずスムーズに読めない、楽しめない。で、北朝鮮軍は、陸では概ねドジでマヌケで念入りに負けてくれるし、 そんな中で、憧れの韓国女子アナ見たさの「特殊部隊」士官のみは妙に巧妙にソウルを目指すし。 どうも白眉にしたかったシージャックですが、これがまぁ酷いのなんの。まず、ナッチャン級(だと思われる) フェリーは岸壁側に車両ランプが無いと運用できないのにガン無視されて「2回目」の任務。しかも筆者は自身の ブログで、ナッチャンWorldが陸自車両の輸送演習を行った際に「90式戦車は砲塔外す」と。元々の準同形艦 「スピアヘッド」が、米国でM1A2型の自走乗降をしているのは周知だし、なによりその演習時の画像が公開されて いる段階で・・・。(この演習の際、そのスピアヘッドそのものの車両ランプがナッチャンWorldに仮設された) 腰が抜けそうになったのは、この双胴船の下に潜って、RPGを撃ってフックをかけてロープで潜入、というシーン。 半水没艇のキャノピ開けて真上にRPGを撃ったら、バックブラストで艇内で人間ローストの量産だし、フックを撃ち こむ甲板「上」へはどうやって潜入したのか? 船底を爆破だの焼き切るだのの場面もなければ、ハッチをくぐる 描写もない。デッキ後部の開放部から侵入するなら、ロープかけるのにRPGなんか要らない。要は双胴船の股の下 から潜入、という死角を突く、という設定が嬉しくて「どーだ凄げぇーだろー」と言わんばかり。逆に、「そこ、 嗤うところですか?」と言いたくなる。 そして巻末の「このまま軍事境界線を越えよ!!(韓国陰謀団)」「え、聞いてないよ!!(海自指揮官)」って。 と、並べてみると、はるばると来たなぁ、という空疎感以外に最早述べたくない、という感じです。ヤケクソで なんとか読み終えましたが、無意識のうちに【作品を読んでいるよりアラ探しをしている】自分に気づいて愕然と しました。デビュー作以来、「ものすごいひみつへいき」でトンデモを並べてもそれを描き込みとスピード感で ねじ伏せてリアルに見せてきた筆者が、仮想戦記のみでなくエンターテイメント作としても力不足を徐々に露呈して きていたのが、ここに来てとうとう壊滅的な破綻に至ったな、というのが率直な実感です。 来月完(今度こそ?)の予定だそうですが、80年代に当てて、90年代は駆け抜けて、00年代で息切れして・・・ という作家だったようですね。「もんじゅ水棺」「フクシマ原爆蒸発」「水装甲戦闘車」と基礎的なサイエンスを 無視した舌禍・妄言でブログを定期的に賑わせていただくのにももう付き合えません。サイコな作風ならUMAモノ が残っていはしますが、僅かな期待は残しつつ、私の中では『終わったひと』になってしまいました。 次巻は・・・ 長年のファン「だった」作者ですから、ローソクの最期を見せて欲しいとは思いつつ・・・
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
「現代戦」と言う名のファンタジー小説,
By 月読 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 半島有事6 (新書)
単純に「エンタメ小説」「ファンタジー小説」と考えた場合、本作品は楽しめる。精強なる敵の特殊部隊にシージャックされた味方の輸送船を、どうやって助けるのかと言う点で読者の興味を引くことが出来るからだ。 一方で、「軍事的整合性」「政治的整合性」「物理的整合性」については期待するだけムダである。 既に他者も指摘しているように、シージャックする方策はトンデモレベルの代物であり、最後の韓国側の行動はいい加減にしろレベルである。なお、ここまで来てアメリカ軍の介入は殆どないが、作者曰く「アメリカが出てきたら直終わるから」だそうだ。 作中の北朝鮮の行動を見れば、明らかに介入されてもおかしくないのだが、ここらへんの説明もきちんとしたものでないため、不自然さがでてしまう。 もっとも、「対馬」の続編である本作において、日本が韓国軍と共同で戦闘をしていると言う時点で、不自然さきわまる代物である以上(韓国に一方的に攻められたにも拘らず、北の侵攻に対して共同歩調を取っている)、最初から無理のある代物ではあったのだが。
19 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
もうメチャクチャですよ,
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レビュー対象商品: 半島有事6 (新書)
のっけから、「台風通過後」の黄海で、低速とはいえ「航行中」の双胴船の船体の間に半水没式の工作船が「相対静止」して、そこでキャノピー開いて、「真上」にRPGを 打ち上げて、弾頭に代わりにつけたイカリロープを打ち込んで輸送船シージャックという 斜め上の展開から始まります。(本当にRPGとしか書いてないので、実は何を使ったか 不明なんですが、現代仮想戦記作家がそれでいいの?) 頁数の半分ぐらいは、この輸送船を奪回する為の艦内ドンパチに費やされてます。 残りの半分ぐらいは攻撃ヘリ大活躍場面で、残余がソウル市内でのレジスタンス戦。 おまけの分量で、太田から大邱向かう主力軍の戦闘が描かれてます。 多分作者は、「ぼくのきにいったへいき」の活躍を書きたいだけなんだなと思いました。 最後に、大将軍がオラオラいったるぞ!っといった。 コレは史記ですか三国志伝ですかといった衝撃のラストで次巻に続きます。 もちろん、金がもったいないので立ち読みですませました。
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