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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
既に『なつやすみ東宝怪獣大進撃』のノリ。設定破綻とマンネリギミック,
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レビュー対象商品: 半島有事5 (C・NOVELS) (新書)
ある意味、前巻でストーリー設定が破綻しているのが判ったため、怖いもの見たさのノリで手にしました(カネは払いましたが)。一言で言えば、『ドンパチ・ギミック総出演』の、古の『なつやすみ東宝怪獣大進撃』です。しかも文章は粗くて書き殴り的。 地図はソウル近郊は使い回しで戦況や輸送上陸地点が判らないし、ハルラ基地の楚安山がソウルの「北西」(実際は北東)とか、 テグ〜テジョン間のクムホ2橋が「クルム2橋」とか(テニスじゃない!)。テグ〜テジョンの地図は比較的大きく載っていますが、 戦況に関連した地点は明示されない。観光地図かなにかを二番煎じしただけでしょう、筆者は現地取材をしていないようですから。 戦況そのものも、ある意味、てんこ盛りの大サービスではあります。技本のロリコン姉妹まで登場して、ビン・ラディン殺害時の サイレントホークを気取った『ナイト・ストーカーズ』(実際はC−47の隠密飛行)が敢行されるも、技本から提供されたのは 『ショート君』なるフェイズドアレイソナーの陸戦版。筆者にしてみれば、台風の豪雨の中で各種センサーが無効化されて、北朝鮮 軍がローテクでも有利に、という総体演出だったのかもしれませんが、2004年に筆者が描いた『半島封鎖』シリーズで、既に飢餓 で農村部で人肉食、そして今は軍部内でも兵士の餓死や反乱が起こっている国で、『数百万の予備兵力』(Cノベルズの予告文章) とか、数百両の戦車(ロジスティックには数倍の車両が必要)が運用されるとか。方や韓国軍側は、レジスタンスが何時の間にか 大活躍状態で、火炎瓶1本で易々と北鮮軍戦車を葬る場面が続出。これではセンサー無効化もナニもあったもんじゃない。女子アナ 萌えの北朝鮮特殊部隊士官は相変わらず御執心で随所に不必要に出てくる。 刹那刹那のドンパチも、サイレント・コアのメンバーの個性がステレオタイプになった分、ワンパターンの繰返し(特にリザード・ ヤンバル組)。そして極め付けが、そもそもの対馬侵攻の引き金になった竹島攻撃の黒幕と旧知の仲という音無氏が北朝鮮に居る、 という仄めかし。北朝鮮のレジュームチェンジを、と思いきや、『この南進は北京の承認を得ていない』といった記述。音無氏も 共謀して韓国をダシにして、中国が北朝鮮を管理下に、という策謀なら対馬や札幌で死んだ日本人は浮かばれません。 ある意味、筆者の長年の嫌韓イメージが露呈した、とも思えるのですが、韓国の電力が止まり、原発の管理や制御がどうなっている かは全く放置。筆者は『自分はエンタメ小説の中で原発をドウコウ言ったことは一度もない』『対原発テロ部隊は200人程度は 必要(サイレント・コアは二個小隊)』とブログで公然と書いていますが、ではサイレント・コアが対原発テロ特殊部隊、という シリーズの設定の根幹が揺らぐ。要は、『ものすごいひみつへいきと、さいしんのそうび』を潤沢に備えさせる為の金蔓として 東電を初めとする電力各社が必要だった、ということになりますまいか。とはいえ、巻末ではもうひとドンパチの予感を感じさせる 記述もあるので、対馬での在日朝鮮人老人の焼身自殺のヤラセまで風呂敷を広げた壮大な(というかメチャクチャな)状況設定を どう畳むのか? このシリーズを読み続けると「したら」、興味はソコに尽きます。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
なんとなくスルー,
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レビュー対象商品: 半島有事5 (C・NOVELS) (新書)
大石先生の本は出る毎に買ってたのですが、今回は立ち読みで済ませてしまいました。この巻は、半島有事シリーズの中では出来が良い方だと思います。 1〜4巻で多々見られた軍事的・政治的に変な記述がそれほど目立たず、手慣れた戦闘描写が綴られています。 それなのに何故レジに持っていかずに棚に戻してしまったのか、自分でも判りません。 なんとなく、この本をお金を出してまで手元に置いておきたいという気持ちが起きませんでした。 個人が超人的な活躍をするサイレント・コア・シリーズの作風が、大規模な現代戦に向いてないのかなあなどと 思ったりもします。 次は、買う気の起こる面白い本を書いてくれる事を期待してますので、頑張ってください。
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