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半島有事〈4〉漢江(ハンガン)の攻防 (C・NOVELS)
 
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半島有事〈4〉漢江(ハンガン)の攻防 (C・NOVELS) [単行本]

大石 英司
5つ星のうち 2.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

韓国全土は北朝鮮軍に掌握され、「ブラックアウト・コリア」と呼ばれる占領状態が続いていた。一週間前まで対馬で死闘を繰り広げていたものの一時講和し、共に戦うこととなった日韓―。そしてついに、海兵隊OB、韓国陸軍空挺部隊、陸上自衛隊のコマンドからなる合同チームがソウルに降下潜入。しかし、わずか五〇名足らずの兵士を、万を超える北朝鮮軍が包囲する。絶対絶命の状況を救えるのは外部からの救援のみ。対馬から飛び立った日韓空挺団は、果たして間に合うか!?―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大石 英司
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B‐1爆撃機を追え』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 228ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2011/04)
  • ISBN-10: 4125011486
  • ISBN-13: 978-4125011486
  • 発売日: 2011/04
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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24 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 残念だ、とても残念だ, 2011/4/4
レビュー対象商品: 半島有事〈4〉漢江(ハンガン)の攻防 (C・NOVELS) (単行本)
このシリーズを4巻まで読んでの感想になるが、この作者には国レベルでの現代戦を
描く技量が既になくなっていると結論せざるを得なくなった。

補給線を無視して縦横無尽に動き回る師団規模の機甲部隊、対応訓練も受けていない
海自のヘリを地上攻撃に投入して大丈夫と思う感覚、航続距離や開発目的を誤解して
いるとしか思えないC−1,C−2に対する言及など、おかしな点は多々あるのだが、
なにより、師団より上レベルに関する描写が全くなく、国レベルでの紛争である
にもかかわらず、全軍での統制・指揮がまったく行われている様子がないことが
読んでいて異様に思える。シビリアン・コントロールどころではなく、果たして
コレは組織として機能してるのか?関東軍だって、ここまで酷くなかったであろう。

例えるなら、社運を揺るがせないプロジェクトに、社長や取締役会の指示が全くなく
課長以下が勝手に相手会社と話を進めてしまうような異様さがあるのだが、作者は
気がつかないのだろうか?

このシリーズの終わりを仮想戦記作家キャリアとしての終わりにしたくなければ、
軍事知識・社会常識を一度立ち止まって再学習するべきだろうと思う。
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12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 あいかわらず, 2011/4/2
レビュー対象商品: 半島有事〈4〉漢江(ハンガン)の攻防 (C・NOVELS) (単行本)
今回も地理的な位置関係がよく分からず、面白さも半減です。

しかし、今度の震災をどう扱うかは悩ましいところでしょうね。
全く無視すると現在の日本と乖離していくし、取り入れたとしても、今までの話とすり合わせが大変そう。
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26 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 最早、完読が苦痛。サザエさん部隊の「コンバット」ごっこ的なご都合主義。, 2011/4/25
By 
TOSHI!! (都内、墨東地区) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 半島有事〈4〉漢江(ハンガン)の攻防 (C・NOVELS) (単行本)
前巻の発行が1ヵ月遅れ、しかも内容が徐々に破綻し始めたので、今巻も予定より1週間遅れの入荷と同時に入手しました。(4月2日)
それから3週間。読み進みに連れて半ば以降は読むこと自体が苦痛になり、読了したときには既に半額以下の中古本が出ているのも納得です。

前巻までは、所謂「ドンパチ」部分はソレナリに面白かった。マンガ的スターシステムでキャラクターを描く、というのも、サザエさん的な
存在(例:サイレント・コアの構成メンバーの階級がそのまま、サザエさんと同じに歳をとらない)と見れば、フィクションエンタメ作品
としては楽しめた。

ところが、今巻はメタメタです。まず冒頭から輸送機C−1の航続距離がギリギリ、なんて記述があるけれど、結局は陽動なので空荷で済む
から、たかがプサン・対馬間の距離は、この機体の性能上、まず問題になり得ない。初手の掴み部分なんで、なんか緊迫感出してみましたぁ、
いう感じ。

本格的にコケたのが、前シリーズからの「竹島奇襲」の黒幕が、実はサイレント・コアのボスの年来の知己だった、というあたりから。「コリア
を一度リセットしたかった」なんて台詞も出てくる反面、その所在の秘密シェルター基地「ハルラ」は、「コンドル」なるインテリジェント部隊が
緻密に割り出したことになっているけれど、これでは事前に筒抜けでも当り前。『第二次湾岸戦争』では、まず政界の大物が大手物流業創業者
に土下座して広大な基地建設を描いてみせたし、『合衆国』シリーズでも戦況と同時に精緻な政治的駆引きや国を挙げての一大ロジスティクを
政・官・業で立ち上げる様を活写した、この著者の持ち味の筆力はどこに行ったのでしょうか。

地形図にしても、必ず1巻遅れで漸く付属いてくるのは相変わらずで、密陽の地図が載ったと思ったら戦況はその先の慶山以北に移るわ、高速
道路のサービストンネルの不在は行って初めて判るわ(韓国軍地上部隊がデータ持っていないわけがない)、ハチャメチャです。
刹那刹那のドンパチは勢いもあるのですが、状況のご都合主義と整合性のなさでとにかく疲れる。しかも、これも唐突にポータブル核爆弾が
登場して、それを密告してくる北朝鮮特殊部隊員は、アイドル女子アナのデジカメ画像データで買収される、といった具合。

遊び半分のTV娯楽番組「コンバット」程度のリアリティでしかないうえ、フィクションと割り切ろうとすると唐突に「延坪島奇襲砲撃では・・・」
とリアルに引きずり戻されたり、果てはウェーブピアサ型輸送艦が突如出てきて北の半水没艇を体当たりで沈めるわ(実在のスーパーテクノ
ライナーは『環太平洋』で徴用・登場しましたが)、どこまで付き合えというのか、という想いで半ばヤケクソでなんとか読了しました。
ウ○トラマンや、ガ○ダム程度の知識で、根拠のない出まかせSFストーリーを喋りまくる小学生のお守をさせられるのに似た苦痛です。

最後に致命的なのは、サイレント・コアは、元来、対原発テロ部隊として発足したはずなのに、韓国の電力は止まっている。ということは、プサン
に近い古里(最近、老朽化で事故があった)を始めとする、総電力消費量の45%を賄っている原発は何らかの形で制圧されているはずなのに、
それに対する奪還や復旧、または、北朝鮮特殊部隊の破壊工作等のデティールが一切描かれていないこと。サザエさん一家でさえ、マスオさん
の会社(=本業)の話題は出てくるのにこちらは一切なし。【どうだ、こんなスゴい兵器で戦争するんだぞう】的な思い付きの垂れ流しには
最早、ついていけません。かの大藪春彦氏の作品等は、ストーリーそのものは将にエンタメ娯楽フィクションなのに強烈な印象を残すのは、極端
な『体験していないことは描かない(書けない)』という、圧倒的なデティールの緻密な描込みの積重ねで読者を否応なしに作品世界に引きずり
込む筆力によるものだった。それに対して、この著者は、防衛大綱の策定に参画している、とメルマガやブログで豪語しつつ観光の現地取材すら
していない。読み終わるのが辛いものを3週間かけたら既に半額以下の古書が、というのは情けなすぎます。このペースだと、どこかで黒幕が
動いてシャンシャン休戦でもしなければソウル解放まであと2-3巻。次巻以降の発行は未定のようですが、書評を見て古書で買う、という方針に
個人的には変更を考えざるを得ない、というのが実感です。

『ようこそ、新東京へ!』に至る政治的な駆け引きの緻密な描写が印象的な1冊。
第二次湾岸戦争〈上〉 (C・NOVELS)
オメガ・チーム/レベル5の壮大なロジスティック部隊で見事な政治風景が描かれた1冊
合衆国封鎖〈上〉 (C・NOVELS)
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