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半島有事〈3〉ソウル・レジスタンス (C・NOVELS)
 
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半島有事〈3〉ソウル・レジスタンス (C・NOVELS) [単行本]

大石 英司
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

北朝鮮軍コマンドに占拠された韓国主要都市。ソウルでは、在韓日本大使と駐在武官らが中心となってレジスタンス組織を結成し、反撃の機会を窺っていた。彼らと合流すべく、在日韓国人からなる義勇兵部隊と陸自特殊部隊“サイレント・コア”が連携して市街へのパラシュート降下を敢行。しかし、三八度線沿いには、発射の瞬間を今か今かと待つ数千門の野砲が!韓国海軍も三八度線沿岸部には近寄れず、自衛隊の参戦は不可能。国連軍も未だ組織されない。奪還か、退却か…。怒涛の第3巻。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

大石 英司
1961年生まれ。鹿児島県鹿屋市出身。1986年『B‐1爆撃機を追え』で小説家デビュー。C・NOVELSに著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 227ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2011/01)
  • ISBN-10: 4125011362
  • ISBN-13: 978-4125011363
  • 発売日: 2011/01
  • 商品の寸法: 17.4 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 やたらに忙しい展開だが、記述が粗雑で読みにくい, 2011/1/31
By 
TOSHI!! (都内、墨東地区) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: 半島有事〈3〉ソウル・レジスタンス (C・NOVELS) (単行本)
いよいよ釜山からの北上逆襲開始、一方では、ソウルでレジスタンスの攻防、という緊迫した展開の1冊です。
所謂、ドンパチの場面場面のみを見れば、この作者らしくスリリングで面白い。娯楽として読むなら単純に楽しめます。
ただ、1冊読み終えてから、あれ?というところが多々ありすぎることに気づくのも確か。記述が確実に粗雑になっている。

例をあげれば、「釜山に向かって北上」、とか、「(人民軍が)ソウルに向かった途中で密陽で足止め」、とか。
そして、攻防のひとつの要になっている密陽そのものが、半島地図にも戦況説明図にもない。このところ、必ず、主要戦場
の詳細配置は後付けで続巻に記載される傾向になっています(今回は、ソウル郊外の地図があるだけマシでしたが)。

筆者は、実生活でも防衛大綱のアドバイザー的な役割を果たしている、と個人ブログやメルマガで豪語していますが、
100両からのT-62戦車のアンブッシュについて、詳細配置は事前に察知できていない設定になっている。この数の戦車部隊
なら、支援部隊を含めれば相当の数の兵員や車両が動くハズで、筆者のお気に入りの秘密無人偵察機「天山」など使わずとも
衛星レベルの赤外線カメラや合成開口レーダーで容易に展開察知できる。情報センターとして「コンドル」の設定をしながら
大局の状況把握については、「第二次湾岸戦争」時の衛星写真より後退しつつ、現場のオモチャ然としたラジコン機を嬉々と
して描いているあたり、違和感が拭えません。ソウルの蜂起にしても、戦闘状況で、川の上流下流、左右・東西等に矛盾が
多く、逆に戦況図が後付けになるのが納得できてしまう。

また、作品中で一貫して自衛隊部隊が「チョッパリ」と嫌々受け入れられる光景が延々と続くのも、逆に作者の半島に対する
感情の裏返しのようで、些か辟易します。ヒューマンドラマにしても、安直にカップリングしたり、唐突に少年と在日出身
の「ケナリ」の邂逅が出てきたり。腰の座った描きこみが薄れてきています。
『ミューズ』のような精密精緻なファンタジーの描ける作者なので、半島情勢が作品より先行してしまった(本巻内にも、
唐突に延坪島事件が出てくる)からといって、他に現代戦を描く作家が非常に少なくなっている昨今、粗雑に描き急がず、
娯楽に留まらない作品を願いたい、というのは最早贅沢なのでしょうか。

女神(ミューズ)のための円舞曲(ワルツ)
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 56万人が消えた?, 2011/1/31
レビュー対象商品: 半島有事〈3〉ソウル・レジスタンス (C・NOVELS) (単行本)
 3巻を読んでいて疑問が生じたので1巻から読み返してみました。
韓国全土の警察・軍隊を混乱・消滅させてしまった北朝鮮特殊部隊の規模と侵入方法が
思い出せなかったからです。

 3巻の記述では、釜山だけで数千人規模の特殊部隊がいるらしいので、韓国全土だと
万単位の特殊部隊が侵入してる計算です。もし工作船で1隻20人運んでも千隻以上が
必要です。ソウルと釜山の間には「たかだか」百台程度の北朝鮮戦車がいるそうですが、
戦車1台とそれを行動可能にする物資を考えると、もはや工作船って規模の話じゃありません。
 リッター数百mしか進まない40トン超の鉄の塊を百台を半島の真ん中にどうやって
持ってきたのしょうか?まさか将軍様の縮地法?

 1巻を読み返えして確認すると、潜入していた工作員+38度線下のトンネルを通って来た
数百人に加えて貨物船に忍んだ数千人が港から侵入したとのこと、戦車はどこから来たか
書いてませんが、38度線で大規模な侵攻があったとも書いてないので、港からでしょうか?
 従来から、対峙する北朝鮮に18万の特殊部隊が存在することも、38度線でトンネルを
掘ってることも知られており、対策が検討されていたはずなのですが、韓国の警察・軍隊は
何も出来なかったのでしょうか?それほど韓国軍をマヌケに描写するのは、さすがに失礼で
はないのでしょうか?

 また、全国土内で数千人規模の特殊部隊によってテロ行為が行われ大混乱になるのは
納得出来るのですが、韓国陸軍56万人が雲散霧消してしまうのは如何なものでしょうか?
3巻にも38線に張り付いていた部隊は消えちゃったよみたいな記述がありましたが
人間は消えません。死体となるか捕虜になるか逃亡兵となるかは別として、数十万人
規模の人間が目撃されず幽霊のように消えるわけないのです。

 韓国軍主力が幽霊部隊になった理由は推察できます。
そもそも、特殊部隊と正規軍が正規戦を行ったら特殊部隊に勝ち目はありません。
筆者がサイレント・コアの活躍を中心に書きたい以上、韓国軍と北朝鮮軍正規軍は
邪魔だったのでしょう。だから無理を承知で消してしまった。

 最初から、韓国内での主要戦闘にサイレントコアを絡めるのはスッパリあきらめて
在日コリア義勇軍の活動を中心に描き、サイレントコアの出番はソウル大使館要人の
救助ぐらいで我慢しておけば、こんな無理をせずに済んだと思います。

 でも、シリーズ最後になんとかまとめる事を期待して☆二つにしておきます。
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