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半島回収
 
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半島回収 [単行本]

溝呂木 省吾
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

2008年。北京オリンピックが終わり、東シナ海から台風シーズンも去った10月。金正日が突如訪中した。北京の病院に緊急入院したきり消息を絶ち、危篤状態だという。そしてその数日後、平壌に火の手があがる――。

内容(「BOOK」データベースより)

2008年。北京オリンピックが終わり、東シナ海から台風シーズンも去った10月。金正日が突如訪中した。北京の病院に緊急入院したきり消息を絶ち、危篤状態だという。そしてその数日後、平壌に火の手があがる―。未来を予言する迫真のシミュレーションノベル。

登録情報

  • 単行本: 271ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2008/8/1)
  • ISBN-10: 4048738615
  • ISBN-13: 978-4048738613
  • 発売日: 2008/8/1
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 657,142位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 未だ無名だが、爽快な刺激がある, 2009/2/18
By 
(宗像) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 半島回収 (単行本)
朝鮮半島を巡る中国、アメリカの駆け引き(取り引き)が情報戦という切り口で描かれている。その中身は、金正日を中国の病院に拉致した上で金王朝を保証(恐らく日本の皇室がモデル)し、北朝鮮の無力化を図るという筋書きである。登場人物の台湾人、アングロサクソンの情報のプロの洞察・凄みが魅力的でこの小説を引き締めている。日本は影が薄い。孫悟空ほどの存在感もない。仕事をした主人公は栄転という形でアメリカに飛ばされる。この小説の結末とは違う方向で現実は進んでいるように見えるが、中国の東北工程(朝鮮半島の編入)はその通りだし、この小説の価値をおとすものではない。人間と世界がよく見え、そして読みが深く、スケールのある組み立ては十分堪能できる。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 半島を回収するのは誰だ?, 2008/9/12
レビュー対象商品: 半島回収 (単行本)
北朝鮮を軸に描いた小説に、近未来の福岡を舞台にした村上龍の「半島を出よ」があるが、
この「半島回収」が描いているのは、2008年の10月に起こった「有事」なのだ。
こちらの方がよっぽどリアリティーがある。しかもデビュー作なのだ!

北京オリンピック終了後の10月25日、中国の南海艦隊が守備範囲を超えて北上し、それに合わせてアメリカ艦隊が出動する。結果、米中艦隊が台湾海峡をはさんで対峙する。それと前後して、金正日が北京の病院に入るところの映像がインターネットに流れる。この映像は本物なのか?

その後、福岡空港に米軍の輸送機や戦闘機が次々と予告なしに着陸し、民間機の離発着が出来なくなる。日本の政府は、アメリカ政府からも蚊帳の外に置かれ情報が入らない。
やがて、韓国や日本で北朝鮮側の工作員によるテロが勃発するが、なぜか全て未然に防ぐことが出来る。
ここで活躍するのが主人公の蓬莱徹(ほうらいとおる)で、内閣情報室運用課勤務の独身男性。彼が台湾やイギリスなどの工作員と接触して情報収集に奔走していきながら、この「有事」の真相に迫っていく。
やがて、彼が掴んだ真相とは・・・・?正直、一気に読んでしまった。

村上龍のストーリーは荒唐無稽だったが、この小説は起こりえる可能性の一つをリアルに描いている。参考文献の列挙はないが、著者の知識は半端じゃない。
その割には、著者の経歴が謎だらけだ。
シンガポール南洋大学でコンピュータ・サイエンスを学ぶが中退。インド、中東、マグレブ諸国を渡り歩いてパリへ。皿洗いから闇カジノの用心棒まで経験。モンゴルの人脈を頼って、希土類採掘事業に乗り出すも資金面で失敗。
この経歴が、この小説の興味をさらに膨らませてくれたのだが、久し振りに新しいページ・ターナーに出会えた喜びは大きい。
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5つ星のうち 1.0 聞き漏らすな!, 2009/4/14
レビュー対象商品: 半島回収 (単行本)
金正日や北朝鮮の軍事モノを小説にすると、
どれも似通ってくるのだろうか。

話は『半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)』を短くして薄めた感じ。
大筋は現実的だが、出来事のタイミングは非現実的。
ミサイル問題で右往左往している今だからこそ、読める内容だ。

北朝鮮の影で糸を引いてる"アノ国"や、経済力に群がる諸国の筋書き。

情報を聞き漏らしたりってのは、日常でもありがちですが、
聞き逃した意味に後で気が付く、
ということは、本書を通して再認識できます。
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