半分の月がのぼる空シリーズ第5巻です。
今巻では、今現在のことというよりも、これから(将来)のことを主に主張していたと思います。
夏目に連れてこられた場所で見たものは、いずれ自分が歩むだろう道の風景、または結末。その辛さを知る里香の母。
小さい頭なりに、17年という短いなかでの少ない経験なりに考え、<全てを失うことをわかっても里香と一緒にいる>ということを覚悟した祐一のその意志ときっかけ。
この本の中で「ありがちっていうのは本当によくあるからありがちっていうんだ。」という言葉がありました(少々間違ってるかもしれませんが)。
半分の月がのぼる空のような話では「ありがちな話だよな。」とか思う方も多いと思います。けど、上の言葉のようにありがちだからこそ、こういうのは気づかないだけ、または自身に起こらないだけで、本当は身近でたくさん起こってるのではないでしょうか?
当たり前に生きてる自分がいる変わりに、その当たり前ができない人も多くいるんだということを私はこの本を読んで気づきました。
この本は別に小難しい文章ではなく、簡単に読めるものなので、きっかけ(レビューを読んだり、友達からススメられたり)があればぜひ読んでほしいです。