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41 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
どこかにありそうな話なのに、とても貴重に思えた。,
By 白 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫) (文庫)
壮大な冒険ドラマでも、不思議な日常の話でも、なんでもない。虚勢を張って、迷いを隠しつつも純粋さが残る・・・よくいる17歳・現代っ子の主人公、祐一。 重い持病から人生のほとんどを病院の中で過ごしてきた美少女の里香。 これまたよくある病弱ヒロインで(性格は・・・激しいけど(^^;) そんな二人が病院で出会って、言い合って、迷って、時には大変な思いもして・・・気が付くとお互い近づいていた・・そんなお話。 舞台が病院なだけに生と死の間に垣間見える「闇」も多少含んでいるものの、里香のワガママに振り回され、病院を抜け出しては看護婦さんに追い回され・・なんだか苦笑いをしてしまう。軽い気持ちでスラスラ読める。柔らかい感じのイラストのせいもあるのかもしれない。 祐一の生涯の壁であり、敵であった亡き父。飲んだくれでどうしようもない父親。でもそんな彼の唯一の教え。 もちろんそんなことは口に出せない。ただ里香のそばにいて、ため息をつきつつも彼女を支えてやっている。私的にそんな祐一に好感を持った。女の子としては、やっぱりこういう男の子に出会えた里香は幸運だろうなーと思った。(^^) 同じ高校生の世代の者には、祐一のぼんやりした迷いや葛藤、でも決して人には垣間見せない、見せる必要もない・・・そんな気持ちが共感できるかもしれない。少年にも少女にも。
24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
この作品に出会えて良かったです!,
By
レビュー対象商品: 半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫) (文庫)
普通のお話です。魔法も剣も、空も飛びません。 普通の男の子と普通の女の子が出会うお話。 ただ1つ普通じゃないのは、女の子は病気だったっていうこと。 死と隣り合わせの。 大切な人と一緒に歩んでいくということは、重い荷物を背負うこと。 それは重くて、自分勝手には動けなくなるぐらい。 だけど、とっても温かくて幸せなもの。 そんなお話に涙し、感動しました。 そんなことを感じるような作品だと思います。 高校生や、高校を卒業した大学生、社会人にぜひ読んで欲しい作品です。 きっと、共感できることが多いと思います。 本を読まない自分でも、すごく読みやすかったですし。 自分はこの作品に出会えてよかったです。 ありがとうって気持ちです。
24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
傑作,
By UI (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫) (文庫)
一時的な病気で病院に入院してきた主人公の普通の少年と、重度の病気で将来死を迎えるであろうヒロインの少女の物語。読み始めた当初は何というか、あからさまに読者の涙を狙った作品だったら嫌だなぁとどこか冷めている(と思う)私は思っていました。ですが実際はそんなことはなく、死がちらついているにも関わらず悲しくどこか温かい感じの物語です。イラストも良いですし、私の中ではかなりの傑作です。おすすめです。
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