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半ズボン戦争
 
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半ズボン戦争 [単行本]

岸川 真
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

子どもたちがみなガンダムにハマっていた1980年代前半。「ぼく」はひとつの嘘をきっかけに、激しいいじめにさらされていた。盗んだガンプラをいくつも貢がされ、「人間狩り」という名のリンチに苦しめられる毎日。そして35歳になった僕は、友人の息子の自殺をきっかけに、子ども時代を遡る旅に出る。大人になり、親になっていたかつてのいじめっ子たちと再会し、胸に込み上げる複雑な感情。僕たちの「答え」は見つかるのか―。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

岸川 真
1972年長崎県生まれ。山口大学人文学部中退、日本映画学校卒。助監督、編集者、シナリオライターを経て作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 278ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2009/04)
  • ISBN-10: 4344016653
  • ISBN-13: 978-4344016651
  • 発売日: 2009/04
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 927,366位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
子供たちの世界をリアルに描いた小説。
前作、『蒸発父さん』で続いて、これまた作者の実体験を元にした作品で、容赦ない『子供たちの軍隊』による
イジメ攻撃のてん末が実に克明に描かれています。

と言っても教育制度や社会の問題を訴えるワケでなく、また主人公の内的宇宙(インナー・スペース)に酔い
しれることもなく、ただイノセントで良質な少年文学として帰結しているのが見事です。

いじめの発端は、たわいもないひとつの「嘘」。
というより子供たちの世界ではありがちな「ハッタリ」めいたもの。

でも、だからこそ子供の世界は残酷なもの。「嘘つき」というレッテルが付いて回って、やがて泥棒してまで
貢ぎ物をささげるための「奴隷」となり、人間狩りの「獲物」として弄ばれたり、ついには「ヒコクミン」だの
「キチクシン」として扱われるようになる。
こうして主人公「ぼく」の孤独な戦いは続く……。

痛いです。正直これはツライです。
誰もがいじめっ子になれるし、すぐまたいじめられっ子の役が回ってくることだってある。

と言うより、いじめる側だって弱い。弱いから誰かをいじめることで、いじめられなくて済む側に居て安堵しているだけ。
それを自覚している者は、まだ罪悪感を感じているからマシな方だろう。だけど、大概の者はすぐに見えなくなる術を
憶えてしまう。

それでも、大人になった「僕」の視点は決して過去への怨恨憎悪で故郷を見つめているのは無く、探していたひとつの
言葉を辿って廃校となった小学校の場所に帰ってくることに。

なんだろ、近年のクリント・イーストウッドの映画に感動した人だったら共感できる部分も多いと思います。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By SASAP
形式:単行本
表紙に「人間狩りしたいやつ集まれ!」なんて帯があるので、
もっと残酷で凄惨なストーリーを想像したのですが、
いじめという過去の出来事に対して、
子供ならではの無邪気な悪意と不安定な心がそのまま描かれていて、
嫌な気持ちは所々感じながらも読後感はさっぱりしていました。

たわいの無い嘘をついたり、一緒になっていじめをしたり、
親になにも相談できずに一人で悩んだり、
小さい世界で完結していた自分の小学生時代もこんなに
臆病で小さな存在だったな、と懐かしく思いました。
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いじめ 2009/5/25
形式:単行本
この著者の実体験ほどではないが半世紀以上前の自分の小学校時代のいじめを
思い起こし何とも言えない気持でした。自分も当時のいわゆる番長にこっそり
お金を持っていった事を思い出し、お袋は自分がくすねたお金の事を多分知って
いたのだろうなあと今になり謝りたい気持になりました。 お袋は現在103歳、
今となってはそんな話しも出来なくなっております。
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