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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
不思議なハーモニーを奏でています!,
By cobo "コボ" (東京都杉並区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 午前4時、東京で会いますか?―パリ・東京往復書簡 (単行本)
パリに住む中国出身のフランス語で小説を書くシャン サさんと、フランス出身、モロッコ育ち、日本滞在暦が長く、東京のシャネル日本法人の社長リシャールさんとの往復書簡です。それぞれに異文化に身を置きつつ、その地で生活の糧を得ている二人の様々な話題(自国の歴史や、子供時代の見事な回想と告白、それぞれの著者のこれまでに影響を与えてきた人物、絵画、小説等の文化について等など!)から不思議なそれぞれの旋律が聞こえてきます。そして完全なるユニゾンを奏でたり、不思議な裏メロを聞かせたりで、とても、とても面白い書簡でした! それぞれが(女性であり、中国にルーツを持っている事を歴史と血脈から受け入れながらも自身をパリジャンと言い切る男性的強さを持つシャン サさんと、男性であり、フランス国籍を持ちながら日本に強く惹かれ、日本人よりも日本文化に関心を持ち、女性的な視点で日本の芸術を捉えるリシャールさん)単独で書かれたものよりも数倍の面白さを書簡形式で表しています。 また、とても不思議なコトに以前から親しくしていたわけではなく、自己紹介の様に自身の過去を振り返る所からはじまるこの書簡の行き着く先はとても素晴らしい地点です。日本や日本文化、中国、フランス、及びヨーロッパの文化や生活する人々の思考の傾向など話題はとても広く深く、それでいてお互いを尊重しあう事から生まれる心地よい緊張感がまた一種独特の読後感を生んでいます。 今まで私が読んだ事の無い新しい本でした!様々な文化的なるもの、芸術に興味がある方にオススメ致します。ちょっとびっくりの素晴らしさです、読み終えるのが残念になるくらいでした!
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
たしかに素晴らしいのだけれど,
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レビュー対象商品: 午前4時、東京で会いますか?―パリ・東京往復書簡 (単行本)
装丁もなかなか洒落ていて、存在感のあるいい本です。 この本は翻訳ですが、たぶんコラス氏自身が 書いた日本語の方が、この訳者によるコラス氏の フランス語の日本語訳よりも上だと思います。 (それくらい彼の日本語はすばらしい) 一方、シャンサさんの部分については、彼女の 生い立ちや経験は興味深くもあるのですが、 根深い「選民意識」が正直ハナにつきます。 異文化の中で暮らせば、当然母国の歴史や 自分の血脈を意識せざるをえないでしょうが、 そういうところから離れて、軽やかに一人の 個人である、ということはムリなんですかね。 コラス氏にはそういうところを感じましたが、 シャンサさんの頭でっかちな優等生ぶりには 肩が凝る感じがします。ついここ1,2年のうち に書かれたにしちゃあ、現代的な諧謔ってものが 皆無。
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