セ・パ交流戦にはじまり、アジアリーグに至るまで、全てのタイトルを制して2005年のプロ野球界を震撼させた「千葉ロッテマリーンズ」。その強さの秘訣は一体何だったのか?ボビー・バレンタイン監督をはじめ、球団を支えた陰の立役者達の証言を元に、栄光の300日の裏側に迫った一冊。
本書で注目すべきなのは、球団を成功に導いた「キーマン」の称号が、監督や選手に限らず、マリーンズを取り巻く全ての人たちに与えられていることだ。それは時に、会場を盛り上げる花火師であったり、ファンとして球場に足を運ぶ家族であったり、ビールの販売員であったり、ロッテ事業部の社員であったり…。あらゆる人たちが、球団に「優勝」の二文字をもたらした「陰の立役者」なのだ。また彼等の言葉の中には、マリーンズに限らず、プロ野球界全体を変革していく上での重要な鍵が隠されている。
マリーンズファンに限らず、プロ野球を愛する全ての人に、また、スポーツビジネスに興味のある方などにも是非読んでもらいたい一冊。