平安を舞台にしていますが、現代語も普通に飛び出すコメディタッチの漫画です。
けれども中途半端に平安っぽくしただけではなく、おそらくちゃんと勉強している上での、なんちゃって平安コメディ。
キャラクターはかなり現代的な性格でキャラ立てされてますが、そこが平気なら楽しく読めると思います。
多分冷めてしまう人もいると思いますが、私はこのノリとっても好きでした。
勢いのある爆笑系では無いですが、とにかくちょこちょこツボにはまる、ぷっと吹き出すネタが散らばっていました。
ギャグばかりは好みがあるので難しいですね。
絵柄はスッキリしていて、漫画も見やすいです。
少し人物のアップが多すぎて緩急が無いかもしれませんが、普通にテンポよく読めるので気になりません。
平安ものだと制約が多いために似たような髪型等になりがちでキャラの見分けがつきにくかったりもしますが、
こちらはキャラデザにあまり制約を設けていないので見分けも付きますし、
顔だけでも描き分けが出来ています。
表紙絵よりはあっさりした印象を受けると思いますが、作画は安定しています。
内容的にはこの1巻はそれぞれのキャラクターや世界を説明する巻でした。
もっと表紙の二人の話が読めるかと思って購入したので少し拍子抜け。
けれどもこれから先この二人がどうやって接点を持つのだろうというのが楽しみになる漫画でした。
ただ惜しいのはキャラクターは立ってはいるんですが、もうひと押しの個性が足りないかも…。
2巻がもうすぐ発売だそうなので、これからが楽しみです。
余談ですがタイトルのオチコチという言葉を選ぶセンスが好きで、ネットでの書評を調べて購入しました。
買ってよかったです。