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中宮定子が出産のため退出されていた中宮御所で帝ご寵愛の猫が消えるのが第一部、第二部は、その数年後、源氏物語十一帖を彰子中宮に献上した式部は、その写本が世に出ると共にその一帖「かかやく日の宮」が失われていることに気づく。いったい誰が持ち去ったのか・・・。
そのいずれの事件にも、時の権力者・藤原道長の影が・・・。
そして、あれほど宮仕えを拒んでいた式部だったが、彰子中宮の元へ出仕を決意する。
式部に仕える小少将やその友達の小持従など登場人物も多彩でおもしろかったし、式部の道長への復讐もニヤリとさせられる。が、時代背景の説明がもう少しあれば、容易に平安朝へ没入できたのではないかとも思った。
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