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千姫絵姿 (光文社文庫)
 
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千姫絵姿 (光文社文庫) [文庫]

澤田 ふじ子
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

太閤秀吉の死後、関ヶ原の戦いを経て政権は豊臣から徳川へ。家康の孫娘・千姫は七歳で秀頼に輿入れした。政略結婚とはいえ両家の和睦に心を砕く千姫。だが、大坂の陣で秀頼と淀殿は自刃し、豊臣家は滅亡する。その後、千姫は本多忠刻に再嫁し、束の間の幸せな日々を送っていたが…。晩年、俗世との縁を絶つ。時代の狭間で運命に翻弄され続けた一女性を活写。

登録情報

  • 文庫: 512ページ
  • 出版社: 光文社 (2005/2/10)
  • ISBN-10: 4334738346
  • ISBN-13: 978-4334738341
  • 発売日: 2005/2/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 千姫という一人の女性の生き様, 2005/3/10
By カスタマー
レビュー対象商品: 千姫絵姿 (光文社文庫) (文庫)
千姫という女性は、日本史の中である意味うずもれた存在なのかもしれない。豊臣家滅亡に大きく関わりながらも、それほど表舞台で活躍するのでもなく、その後の人生も再婚したのか、なども知られていない。
ところがこの本では、千姫が豊臣家で過ごした生活などが、千姫視点から描かれる。幼いながらも彼女は立派に敵の元で暮らしていた様子が見て取れ、彼女は決して裏舞台で生きていた人間ではなかったのだということがわかるのである。
千姫の生涯とともに、創成期の江戸幕府の様子がよくわかる本だ。
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5つ星のうち 3.0 徳川寄りの千姫伝, 2004/6/11
By カスタマー
レビュー対象商品: 千姫絵姿 (新潮文庫) (文庫)
 徳川家康を善良に描き過ぎているという欠点が目立ちます。

淀殿母子が万が一「分を弁えて」家康の前に卑辞屈身したからといって、いつ反幕勢力の牙城となるかも知れない豊臣家の存続を、かの老獪な家康が許したなぞという見方は、あまりにも甘きに過ぎるというものでありましょう。事実その後の歴史を見れば一目瞭然、如何に徳川方に味方しようと、豊臣恩顧の大名たちは次々に口実を設けては取り潰しの憂き目をみているし、将軍家内部でも殺し合いを演じているのですから。とうてい豊臣家が生き延び得る余地があったとは思われません。 徳川三百年の支配の間に「淀殿悪女説」が浸透し、本書も秀頼を「秀吉の実子ではなかったとする説」をとってはいるものの、かの太閤が自らの胤か否かの区別もつかぬほど愚昧な人であったとは、なかなか考え辛いのではないでしょうか。 ともあれ歴史小説として娯しむだけなら、結構面白い作品ですよ。

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5つ星のうち 3.0 もう一つの大河ドラマ、数年前「葵徳川三代」, 2002/3/19
レビュー対象商品: 千姫絵姿 (単行本)
数年前に放送されていたNHK大河ドラマ「葵徳川三代」の原作ではありませんようですが、その時代の狭間に生き長らえた千姫の一代記。その「葵徳川三代」が放送されていた真っ最中に読めばよかったかもしれないと思ってやまず。でもそうは言いながらもただの豊臣秀頼のもとに輿入れして、豊臣家の滅亡を目の当たりにしてきた女性と言う表面的な知識しか持ち合わせていなかった千姫にこんな一面やこんな生き方をしていたのかと驚くばかりです。豊臣家に輿入れして姑淀どのや夫秀頼との軋轢は大体これまで歴史教科書や歴史マンガで垣間見てきたことと変わりありませんでした。神経質な淀どのに隠れるようにして存在していた秀頼が率いる豊臣家と徳川家康秀忠率いる徳川幕府軍との攻防は昔読んだ歴史マンガを眺めたときの思い出がふつふつ蘇る気がして懐かしく思い起こされました。かといって歴史教科書や歴史マンガの焼き直しで読んだのでは決してなくてその裏の話太閤豊臣秀吉の遺児と言われた秀頼にまつわるスキャンダルには意外であるとともに驚きました。豊臣家の攻防は大河ドラマや歴史マンガ等をみていたら大体わかりますが、豊臣家崩壊後の千姫行く末は殆ど知らなかったことであり興味深かったです。徳川幕府徳川三代と続いていく中で千姫辛い豊臣家の重圧から開放された新たな輿入れ先本田忠刻との出会いと幸せな日々や豊臣家に嫁いだ日から宿命を背負ったとした言いようがない波乱の人生はとても教科書では学ぶことができず興味深い物でありました。この千姫の生涯読んだときに「葵徳川三代」をみていればよかったかもしれなかったとどうしようもない思いに駆られることもありますが、教科書や歴史マンガでは教えてくれなかった歴史の更なる裏に秘められた物語時に難解な古文や漢文が資料として添えられて読みにくくはありますがそれをあえて押して読んでも余りある千姫の伝記興味深かったです。
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