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作法に重きをおき、堅苦しいイメージのあった茶道と、NYやロンドンのレストランのトレンドに一時期見られたような「禅」や「和」という静謐さにスポットをあてたモダンアートの世界、実はそのどちらとも違い、実際の千利休の持つ世界観は、「もてなし」というものへのユニークさと斬新さという面でアグレッシブなほどの挑戦者だったことがわかる。
いままでの「静」のイメージから茶の湯が体系づけられるまでには「動」であったことがわかる一冊。加えて現代の茶の湯の世界は伝統芸能としての保存にとどまっているのか、時代の変化につれてやはり挑戦しているのかを新たに興味を持つことができた。
映画「利休」の脚本ができるまでの著者の千利休研究の進み具合と合わせて、秀吉への挑戦や駆け引き、茶の湯が体系づけられるまでの流れがとてもわかりやすくまとめられています。
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