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千利休―無言の前衛 (岩波新書)
 
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千利休―無言の前衛 (岩波新書) [新書]

赤瀬川 原平
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 840 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

利休の創出した佗び・寂びとはどのような世界なのか.冗舌な権力者・秀吉との確執の中から無言の芸術・縮む芸術を考案し,斬新な発想と柔軟な感性で桃山時代を前衛的に生きた芸術家――映画「利休」のシナリオ執筆を契機に,その精神性を現代の諸相の中に浮上させる.ジャンルを超えて活躍する著者が日本文化の秘奥に挑む超エッセイ.

内容(「BOOK」データベースより)

利休の創出した佗び・寂びとはどのような世界なのか。冗舌な権力者・秀吉との確執の中から無言の芸術・縮む芸術を考案し、斬新な発想と柔軟な感性で桃山時代を前衛的に生きた芸術家―映画「利休」のシナリオ執筆を契機に、その精神性を現代の諸相の中に浮上させる。ジャンルを超えて活躍する著者が日本文化の秘奥に挑む超エッセイ。

登録情報

  • 新書: 246ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1990/1/22)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4004301041
  • ISBN-13: 978-4004301042
  • 発売日: 1990/1/22
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ある芸術論 2007/4/7
By hiraku トップ1000レビュアー
形式:新書
千利休を描きながら、本書は赤瀬川流芸術論の域に達している名著である。芸術と前衛芸術との位置、路上観察と茶の世界、茶道と侘び寂びを論じながら、日本と世界の対比をしつつ、そこから日本文化を論じている。ここまで解り易い日本文化論を読んだことはない。また、自分の活動から見えてくる日本文化という切り口も読んでいて知的好奇心をたいそう擽られた。平易な文章なので誰にでもわかりやすく、著者の考えをすんなり理解することが出来る。読んで良かったと思わせる書である。
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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
新鮮な驚き 2004/5/29
形式:新書
保守的な伝統芸能とばかり思っていた、茶道「茶の湯」が実は古典もモダンも超越した「前衛芸術」だったことをこの本で初めて知りました。

作法に重きをおき、堅苦しいイメージのあった茶道と、NYやロンドンのレストランのトレンドに一時期見られたような「禅」や「和」という静謐さにスポットをあてたモダンアートの世界、実はそのどちらとも違い、実際の千利休の持つ世界観は、「もてなし」というものへのユニークさと斬新さという面でアグレッシブなほどの挑戦者だったことがわかる。

いままでの「静」のイメージから茶の湯が体系づけられるまでには「動」であったことがわかる一冊。加えて現代の茶の湯の世界は伝統芸能としての保存にとどまっているのか、時代の変化につれてやはり挑戦しているのかを新たに興味を持つことができた。

映画「利休」の脚本ができるまでの著者の千利休研究の進み具合と合わせて、秀吉への挑戦や駆け引き、茶の湯が体系づけられるまでの流れがとてもわかりやすくまとめられています。

このレビューは参考になりましたか?
23 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sock_to
形式:新書
やや古い話ですが、W杯。
ジダンの頭突きを見たとき、僕はとっさに利休のことを思い出していました。
ジダンのプレーは、あんな振る舞いに及ぶテンションを抱えているから、ジダンなのでした。利休の、例えば宗堪との茶席での乱暴な振る舞いは、或いは利休の仕事のテンションの発露だったのかもしれないと思ったのです。
彼の作った茶杓を他のそれと見比べれば、その緊張感が図抜けていたことが分かります。

この本、茶の湯に関する赤瀬川さんの解釈が、赤瀬川さんの比喩によって解説される本です。茶の湯はホンモノとして400年以上の風雪に耐えていますが、ゼンエイの時代の人だった赤瀬川さんは、ご自身のなかで前衛をどう位置づけていたのかも、彼らしい天才と風通しのいい笑いと、ちょっぴり痛ましい共感を伴って感じられます。

路上観察の視線が、茶の湯の感性に重なることに気づく辺りの文章は感動的でした。ゼンエイに閉塞感がついてまわるのは避けられませんが(笑)、この発見はほとんど活劇的です。読んでるこちらも、血沸き肉踊りました。

センスの世界だったはずの茶の湯の間口の広さを、赤瀬川さんは見せてくれました。名著です。
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独り言で面白い!と言いながら読んだ
利休関係の本を探していたところなんとなく発見、注文、あまりにも面白すぎて独り言で面白い!と叫んでしまいました。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: Mai
切り口が面白い
タイトルからして難しい芸術論かと思いきや、前衛芸術という意外な切り口からのエッセイ集。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: マサ
アヴァンギャルドとは何か?
権力者のお抱えでありながら、時代の前衛芸術家であった千利休という人について述べながら、映画「利休」の脚本家である筆者の、本分である「前衛芸術」について書いた本。他... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: lucky-lucy
かなり面白い
... 続きを読む
投稿日: 2009/11/9 投稿者: seabirdU
千利休という名を借りた 羊頭狗肉
千利休について、何か深く調べたわけでもなければ、
新しい情報を載せているわけでもない。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/3 投稿者: GMS
赤瀬川氏の魅力満載
素晴らしい本。若い時、デザインを学んだ中で茶道や利休の魅力と謎に出会い、そして25年後、この本に出会った。その凹凸のある説得力。非常に平易でふざけているような文節... 続きを読む
投稿日: 2009/3/27 投稿者: 大御所@@
解釈の広さ、笑いの視点
茶の湯の事なんて全く知らなかったのですが、まんが「へうげもの」(山田... 続きを読む
投稿日: 2008/3/31 投稿者: cobo
消費される芸術・消える前衛
千利休といえば、茶の湯の大家。茶を飲むというきわめて日常的な所作を芸術にしてしまったたいそうな人。お茶のせいで切腹までさせられた。戦乱が日常の時代の中で、「侘び」... 続きを読む
投稿日: 2004/4/22 投稿者: wabysaby
千利休無言の前衛
堅苦しくなり勝ちな利休について、赤瀬川原平さんの軽妙な語り口で、身近な出来事や世界を例に挙げて分かりやすく書いています。秀吉の逆鱗にふれ切腹するまでを彼独自の解釈... 続きを読む
投稿日: 2003/8/20 投稿者: 11月のりりん
千利休無言の前衛
堅苦しくなり勝ちな利休について、赤瀬川原平さんの軽妙な語り口で、身近な出来事や世界を例に挙げて分かりやすく書いています。秀吉の逆鱗にふれ切腹するまでを彼独自の解釈... 続きを読む
投稿日: 2003/8/20 投稿者: 11月のりりん
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