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千の風になって
 
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千の風になって [単行本]

新井 満
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

大切な人をなくしたときに、悲しみをいやしてくれるのは、この詩かもしれない。悲しみの中で読みつがれてきた、一篇の詩があった。

9.11米国、同時多発テロで、父親を亡くした11歳の少女が、一周忌に朗読した。
IRA(アイルランド共和軍)のテロで命を落とした24歳の青年が、“私が死んだときに開封してください”と両親に託した手紙の中に、この詩が入っていた。
女優マリリン・モンローの二十五回忌に朗読された。

朝日新聞『天声人語』が紹介し、大反響となった“死と再生の詩”作者不明の英語詩を、作家・新井満が日本語詩に。

内容(「BOOK」データベースより)

悲しみの中で読みつがれてきた、一篇の詩があった。9・11米国、同時多発テロで、父親を亡くした11歳の少女が、一周忌に朗読した。IRA(アイルランド共和軍)のテロで命を落とした24歳の青年が、“私が死んだときに開封してください”と両親に託した手紙の中に、この詩が入っていた。女優マリリン・モンローの二十五回忌に朗読された。朝日新聞『天声人語』が紹介し、大反響となった“死と再生の詩”。作者不明の英語詩を、作家・新井満が日本語詩に。「千の風になって」をめぐる長編エッセイも同時収録。原詩/作者不明。

登録情報

  • 単行本: 74ページ
  • 出版社: 講談社 (2003/11/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062121247
  • ISBN-13: 978-4062121248
  • 発売日: 2003/11/6
  • 商品の寸法: 17.8 x 13.4 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (31件のカスタマーレビュー)
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60 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 本来は美しい詩なのに・・・。, 2004/9/28
レビュー対象商品: 千の風になって (単行本)
私はずっと以前から「南風椎」さんが訳した1000の風の詩を知っておりました。「新井満 」さんの本の内容もとても良いのですが、最近は「千の風」ブームなのか、色んな種類のものがでてきて、どちらかというと、商業主義のにおいが強くなって、正直なところ「もう、これ以上の事はしなくても、いいんじゃない?」という気がします。美しい、癒される詩だけに、大切にしたいと考えるのは、私だけでしょうか?
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48 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 アレンジは大変上手だが、どこか違和感が残る。, 2007/3/22
レビュー対象商品: 千の風になって (単行本)
優れた原作を著者流にアレンジし、装丁も奇麗で印象的です。この詩に初めて触れるきっかけとしては良いかもしれません。原作は『死と生を超越する何か』を万人の心に伝える…それにはこれ以上ないという詩ですが、原作の輝きを新井満というブランドカラーに染めて、私物化してしまったことが非常に残念です。
 原作者も不詳とはいえ、Mary Fryeというアメリカ女性との説が有力な事など、ウェブ上ですぐ手がかりを見つける事ができます。第2次世界大戦による母親との別離に端を発する背景も紹介されているのに、新たにアメリカインディアンを主人公とするフィクションが加えられ、彼らの名前が、それぞれレイラ(風)・ウパシ(雪)というアイヌ語だということも、無用の誤解を招きそうで不可解です。 
 この詩には10年以上前から邦訳本があり、世界的にも非常に印象的な場面で紹介されているのに、埋もれた詩に初めてスポットライトを当てたかのように、著者と詩の出会いについてのエピソードと新たな物語を加えた構成には、 訳者ではなく、作者というスタンスをとる作為性が感じられてしまう。
 私は自分がガンにかかって、この詩には非常に救われました。病気や愛する人の死などで、死に直面した人にとっては、この詩は貴重な宝物となるので、プレゼントに良いはずですが、「千の風になって」は逆効果の怖れあり。本当にその人を思いやるなら「1000の風―あとに残された人へ」(南風 椎 訳1995年刊)のように、『詩+写真』だけのほうが、余白から読み取れるものがあり、心に沁みると思います。
 ただし、ページ数の増加や色などの関係で書店での注目度は上がって、この詩を知るチャンスが拡大されるので、そういう役割の本として納得すればよいのかもしれません。この千の風シリーズでは、『千の風になって ちひろの空』は、いわさきちひろさんの絵によって、商業性も気にならず、かなり救われる気がします。詩自体は、「死と生について従来とは違った清冽な感覚が心の中に生まれる」、心に刻んでおきたい名作だと思います。
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156 人中、136人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 「千の風になって」ではなく、「1000の風」がいい, 2005/11/3
レビュー対象商品: 千の風になって (単行本)
この原詩を最初に訳した本、「1000の風」をご存知ですか。
「1000の風」の訳者 南風椎氏は、「グリーン」「ピンク」等の[ザ・ブック・オブ・カラーズ] シリーズの著者。
「1000の風」の厳選された小さな美しい写真、最小限の言葉などは、[ザ・ブック~] にも似ている。訳は無駄のない直球。余計な能書きは一切ないから、読者はそれぞれの思いを馳せることが出来る。大切な人と死に別れた時、これほど支えになってくれる本は、他に知らない。

2003年、同じ詩を訳した「千の風になって」が出版された。
この訳者はさすがに電通の人間だけあって、商売上手だ。朝日新聞「天声人語」で紹介され、関連の単行本、絵本、CD、果ては映画までつくられ、どれも大ヒット。
しかし、私は「1000の風」の方をお勧めする。「千の風になって」は、決してお勧めしない。
「千の風になって」は、まず第一に、無用なリフレインを用いて、ことさら感傷的に訳されている。歌の歌詞にするためにリフレインを使いたかったのか、「感傷的にした方が好い」と思ったのかもしれない。
何にせよ、CDの方も商業主義に辟易しただけで、私には全く聞く価値のないものだった。
しかも、この訳には間違いがある。(おそらく訳者は「意訳だ」と言うのだろう。)
また、1ページの文字数が少なすぎるため、読みづらい。写真を見れば言葉が遅れ、言葉を追えば写真を味わえない。その写真の選択も安易で甘い。
また、翻訳の経過や独自の見解など、詩以外のどうでもいい話で多くのページを割いている。
要するにページ数を増やしたかっただけだとしか思えない。
ネット上では原詩も、両方の訳も読むことが出来るし、できれば図書館などで両方見てみるといい。特に、この本を誰かに贈ろうと思われた方は、ぜひ比べてみることをお勧めする。
原詩が本当に素晴らしいだけに、こう商売っ気を感じると非常に虚しく悲しかった。
結局、「1000の風」の出来が良かったために、もう後から料理しようがなかったのだと思う。

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