- 【 講談社ストアはこちら 】 - 西尾維新最新作『恋物語』やAKB48の『指原莉乃1stフォトブック』など今人気のタイトルや特集は講談社ストアへ。
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
46 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
翻訳する人、翻訳される言葉,
By
レビュー対象商品: 千々にくだけて (単行本)
短いが重層的で衝撃的であすらあるリービ英雄の新しい小説だ。主人公は、英語を聞き、日本語が浮かび、それがまた英語にもどる。あるいは日本語を聞き、英語が浮かび、日本語に戻る。その微妙な心の動きが活写されるが、それは、日本語で数々の秀作を書き続けるリービ英雄にしかできない「技」であり、リービ英雄が自らに課した「宿命」のようなものかもしれない。カナダの見知らぬ街での予期せぬ滞在。血のつながりのない妹との再会。母親との電話での会話。さりげなく出てくる日本人女性との物語。9/11が、主人公を、とっくに離れたはずの米国に引き戻す。私小説風にも見えるが、独白を記述した小説ではない。作者の視点はぶれない。こういう日本語の書き手を持った私たち日本人は幸せである。「グラウンド・ゼロ」という<英語>を聞き、「ばくしんち」という<日本語>が浮かび、その単語の使われ方に愕然とする場面に、僕は震撼した。何度も読み返したい本だ。
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
考えさせられる本,
By
レビュー対象商品: 千々にくだけて (単行本)
とっても「苦い」という感じがしました。著者の実体験を元にかかれたという感じが非常に強いですが、国を越えて、個人を越えての複雑な思い。 何もかもが取り払われて「苦い」という感じがしました。 繋がっているのは「9・11」 ただそれだけなのに、こんなにも考えさせられる。 意外と日本には「9・11」を取扱った小説は驚くほど少ないと思います。 なので、この物語は非常に貴重ともいえる。
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
日本語で味わえる「生」の9・11,
By
レビュー対象商品: 千々にくだけて (単行本)
9・11を題材にした、作者の「アイデンティティ」探し小説。リービ英雄を語るときに必ず言われるのが、西洋出身者で初めての、日本語で小説を書く作家ということ。作者を思わせる主人公の、そのような個人的な状況と重なって、9・11という世界的な出来事が描きだされる。 リービ英雄という稀有な作家によって、生の9・11が伝わってくる。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|