私自身、特にオリエンタルラジオのファンというわけではないのですが、
彼らのネタはブレイク時の「武勇伝」シリーズ、最近頑張っている漫才、共に
好印象だったため、何の気なしに手に取りました。
商品説明にある通り、テレビで見る彼らとは全く違う印象で、
「オリエンタルラジオってこういう笑いをやりたいんだ」と、
彼らの本心が少し覗けたような気がしました。
テレビでの中でニコニコ笑う、世間に好かれる商品としてのオリエンタルラジオを捨て、
「ショートフィルム」という形で自分たちのセンスを表現することに挑戦した本作は、
視聴者にとっても、彼らにとっても大変有意義なものだと思います。
テレビで見られるような万人受けするネタは全編通して見当たりません。
ミーハーのノリで買うと「なんだこれ?」で終わりそうです。
シュールなネタの数々の中には、不快に思う人がいてもおかしくないものもあります。
「俺あそこはツボだったよー」が人とかみ合いにくい作品と言えるかもしれません。
星を5つ付けないのは、
「もっと面白くてもいいかな」という印象も少なからずあり、
大変偉そうですが、「次も買うからもっと頑張って下さい」という後味からです。
同じようなシュールなノリのお笑い系DVDで、
これよりも洗練されていて面白い作品は山ほどあります。
値段も比較的手ごろですし、
多少がっかりしてもいいと言える程度の興味があるなら
特に止める理由はありません。
若い2人が一時の波に溺れず、
自分達のセンスを守り、育てていけたらいいなと思いました。