◎ 題名の通り、10歳ぐらいの子ども達に対して書かれた本ですが、大人が読んでも感動させられ、考えさせられる内容です。
◎ すばらしい言葉がたくさんありますので、そのいくつかを紹介します。
・寿命とは、その人に与えられた生きることに費やすことのできる「時間」です。空っぽの器の中に命を注ぐこと、それが生きることです。
・そうしていないと、なんだは気持ちが悪い。家庭は、そんな感覚を育てる畑です。家族の中で過ごす膨大な時間、人間の「芯」になる部分がそこでつくられるのです。
・「知る」ということのなかにもっと想像力をこめることができれば、世界中がひとつになって平和もそこから生み出すことができるでしょう。
・命とは、人間に与えられた時間でもあること。その命をどう使うかが大切であること。どんな命もかけがえのないこと。だから、どんな命も粗末に扱ってはいけないこと。そして、他の人の命を助けることもできること。
◎ 易しく、優しい語り口に、作者の子ども達への期待と、思い入れを強く感じ取ることができました。