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十楽の夢 (文春文庫)
 
 

十楽の夢 (文春文庫) [文庫]

岩井 三四二
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

古くから一向宗を信じ“上なし”の自治を貫いてきた伊勢の長島。多くの川が入り組み、独特の地形に住む門徒たちは、商船を仕立て各地を巡っていた。尾張、美濃を領地にした織田信長は次に伊勢に目を向けた。世に名高い信長と長島一揆の闘いである。近代化された信長軍団に身一つで立ち向った一向門徒たちの運命は如何に。

内容(「MARC」データベースより)

古くから一向宗を信仰し「上なし」の自治を貫いてきた伊勢・長島は、急速に勢力を伸ばしてきた織田信長の脅威にさらされる-。強大な織田の軍勢と、商人や農民も含む長島一向宗門徒の熾烈な戦い。その果てに救いはあるのか? --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 638ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2007/9/4)
  • ISBN-10: 4167717425
  • ISBN-13: 978-4167717421
  • 発売日: 2007/9/4
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 506,051位 (本のベストセラーを見る)
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坂田弥三郎 2010/10/3
形式:文庫
長編のわりに中身が薄い。長島を中心とした一向宗門徒坂田弥三郎を描いた作品であるが信長と対立するあたりは両者の親近感、逼迫感に欠ける。最後は信長の死を持って解放されるが彼の生き方などには特に感銘を受けるわけではない。歴史小説291作品目の感想。2010/10/03
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By さわK
形式:文庫
戦国時代末期、織田信長と戦った伊勢長島の一向一揆を題材とした小説である。信長の殲滅戦の典型として知られるエピソードを「信長に侵略される」側から活写している。

主人公は一揆のリーダーである。一向宗の熱心な門徒でもある。戦闘力も指揮能力も高いが、戦国時代では脇役であろう「普通の人々」にすぎない。つまりは大名の都合で蹂躙され搾取される存在だ。

信長配下の武将や本願寺の権力者も登場するが、彼らもまた時代や上司に翻弄される小人の群れである。歴史の教科書に出てくるようなエピソードは彼らが作っていくのではなく、むしろ上から降りかかるものとして登場する。

淡々とした筆致で描かれ、ともすれば心理描写は薄すぎるきらいもある。登場人物の生死が不明なものも多く、行間を読むことを要求されるかもしれない。

しかしながら、この本を読めば「戦国時代」を日常から等身大の目線で体感できるし、終盤の主人公の演説にはぐっとくるものがある。『信長の野望』などの歴史シミュレーションを好んでプレイする人にお勧めしたい一冊である。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 欲にまみれる坊主、長島の地、そこで暮らす人々、戦国の世を生き抜こうとする民衆の悲哀が描かれている。現代とはまったく違う当時の宗教観を通して、現在の宗教観や人生とはを考えさせられる。
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