ヴァンパイア・ハンターであるヒロインのアニタ・ブレイクが活躍するロマンティック・サスペンスですが、ヴァンパイアやゾンビ・獣憑きが出てきてホラー要素もしっかりあります。
マスター・ヴァンパイアであるジャン=クロードとアニタとの不思議な絆が感じられ、二人のラブロマンスかと思いきやこの作品ではそうとも言えないようです。
この作品ではエロティックな雰囲気のシーンやラブシーンらしきシーンはよく出てきますが、ロマンス感は意外と薄いと思います。
それでも、ロマンスありホラーありアクションありで、しっかりワクワクする内容です。
美形キャラが多く登場しますし、訳者あとがきによると今後アニタとジャン=クロードと並ぶ主要キャラとして人狼のリチャードが登場するらしく、人間・ヴァンパイア・人狼の三角関係に期待が持てそうです。
また、アメリカではアニタ・ブレイク・シリーズは13作にもなり、各種ベストセラーリストでトップに登場したそうですのでますます今後の作品が楽しみです。
ノーラ・ロバーツがもうひとつのペンネームJ.D. ロブ で書いているイヴ&ロークシリーズがお好きな方にはこの作品もお勧めできると思います。