写真、紙質ともにきれいですが、きれい過ぎて・・・・・・なんか旅行会社の宣伝みたいです。
『「きれいになる極意」あなただけにそっと、十和子さんが教えてくれます』と帯にあるのですが、ここまで高価なホテルとエステ三昧でしたら、「十和子さんのとっておきの美の極意」というより、単にお金の力って感じでしょうよ・・・という突っ込みを入れたくなります。
それに、「美の巡礼」といって、十和子パリ・マップ付なのですが、全体を通して観光なのか、宝石店見学(といっても、到底普通に購入できる金額ではないのです)、高級エステ巡りなのか、それぞれのテーマがあんまりにも中途半端すぎて、何がメインなのかさっぱりわかりません。
また十和子さん自身掲載されている写真でほとんど全部同じ表情です。曖昧な口のあき方、視線、首の傾げ方、横顔の角度、どの写真見ても同じだと、十和子さんの写真集という観点から見ても、つまらなすぎですね。
十和子さんは、生まれもっての美しさに加え、彼女の意思や他人の意見を受け入れる柔軟性などによって自ら美しさ獲得た部分が多く感じられる方です。また、デビュー、女優、結婚と人生のそれぞれのステージで、困難を乗り越え、素敵に成長している女性だと思います。
このような十和子さんの「『美しさ』を獲得し、維持する秘訣」について、この本では書かれてなく、単に「旅行に沢山のお金をつかったらこんな体験ができるのよ」という感じの安易な美の追求旅行写真集に仕上がってしまっているのがとても残念です。
先に申し上げたように、旅行会社さんの宣伝のような本ですので、写真自体や背景は美しいのですからパラパラ眺めるのにはいいかも。あるいはお部屋のインテリアかな。