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十兵衛両断 (新潮文庫)
 
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十兵衛両断 (新潮文庫) [文庫]

荒山 徹
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

十兵衛、三度死す―徳川家光の治世、兵法師範役・大和柳生家を朝鮮から到来した陰謀が襲う。韓人の呪術に陥れられ、強靱な肉体を失った一代の麒麟児。復讐の鬼と化した十兵衛は、流浪の末にもう一つの新陰流に遭遇する。太閤秀吉、さらには二代将軍の命さえ狙ってきた韓人たちとの間に、柳生一族は如何なる因縁を秘していたか。戦国の世からつづく怨念に、死闘が終止符を打つ。

内容(「MARC」データベースより)

柳生十兵衛は三たび死した! 徳川体制の裏で跳梁する朝鮮の陰陽師。おぞましき対日謀略、渦巻く恨、閃く魔剣。そして「剣の一族」が封印した、たとえ死すとも口外してはならない秘密とは。柳生三代の歴史小説巨編。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 505ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/09)
  • ISBN-10: 4101210411
  • ISBN-13: 978-4101210414
  • 発売日: 2005/09
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 405,069位 (本のベストセラーを見る)
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21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 現時点での荒山小説における最高傑作と称して問題なかろうと
思われる稀代の問題作でアリマス。
この作品を一言で語れといわれれば、

 「朝鮮柳生」

 と言うのみで砂。
ここから全てが始まったのでアリマス。

 基本的に短編集なわけですが、5つの短編が、どれもこれも
本来ならば長編化できるだけのネタであるだけに、
無理矢理短編化することによって発生した"もやもや感"が
読者の妄想機関を全開にするわけであり、
その結果が、「俺柳生」の嵐吹き荒れる
「ブシドーMMO/柳生」 なわけでアリマス。

 全5作の短編は、それぞれ十兵衛・石舟斎・宗矩・純厳・六丸と
全部柳生が主役であり、おまけに脇役まで柳生がしめ、
ついでに敵まで柳生(&朝鮮妖術師)という、まさに柳生尽くしの
逸品でありま砂。

 そして、荒山世界最大の問題妖術であるところの
「朝鮮妖術ノッカラノウム」もコレが初出であります。
タチの悪さで言えば、忍法魔界転生以上のこの妖術、
物語暴走装置としてはまたとない逸品なわけですが、
二重使用で救いようがない領域へ旅立たせてくれるので
使用には注意が必要なのですが、我らの荒山先生がそんなものを
気にするわけがないじゃないか、馬鹿だなあ(満面の笑顔で)

 ともあれ、荒山世界を堪能したければ、
まずはこちらからお読みなさるのをオススメするですよ。
ええ、是非是非。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
山風や五味といった、これまでの柳生本を読んできた人にはより深く楽しめる傑作!もちろんそうでない方もぜひどうぞ。荒山徹の最高傑作は奇想の炸裂する「魔風海峡」ですが、この作品も負けず劣らずの大傑作で、荒山入門には最適かもしれません。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
十兵衛両断 2003/10/20
By kobashu
形式:単行本
柳生宗矩(むねのり)邸を訪れた韓人。ノッカラノウムという古代からつたわる呪術で天才、十兵衛の肉体を凡庸な従者の肉体と交換してしまう。のっけから荒唐無稽な話で始まるこの物語。だが、この作者並の力量ではない。ページ
を繰る手が止まらない。

著者は新聞社、出版社勤務を経たのち、韓国に留学、その地の文化・歴史を 学んだという。全編を通じてなされる、資料・文献の引用がともすれば眉唾に
おちいりやすいストーリーに、むしろ重厚さを与える。非学な読者である私など、うまく騙されているようなきがする。しかし、小説は所詮ちいさな嘘。うまく騙されることの心地よさ。

柳生家の隠された秘密。千姫救出で有名な、坂崎出羽守が韓人の陰陽師で あったり意外な展開に興味が尽きない。メ?ビユー作の「高麗秘帖」も是非読ん
でみたい。

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