巧国での陽子と、塙王の命令で陽子を倒そうとする杉本との戦いに幕を開けます。そして、延王尚隆・延期六太・十二国での初めての友人楽俊の助けを借り、景王となる決意をついに陽子が決心し、偽王から景麒を取り戻すまでが描かれています。
蓬莱(日本)での、尚隆・六太の出会いも含め、脚本集1に負けず劣らず戦闘シーンがこれでもかというほど出てきますが、どの場面も単なる殺戮に終わらず、戦いの裏に隠れた人の妬み・虚しさ・悲しみが溢れています。脚注でアニメの中で製作者が表現したかった内容が読み取れます。
原作の「東の海神 西の滄海」とアニメ版の泰麒の話が挿入されていますが、違和感なく読めます。原作者の意図も書かれていて、興味深い。絵コンテも誰が描いたかで、「顔が違う」なんて発見できるかも。ラストが2つあったというのも脚本集ならではです。