俺妹で作者を知り、ブックオフで見つけたので購入しました。
巻末の作者コメントを見ると、氏のデビュー作だそうです。
丁寧で読みやすい文章はいいのですが、登場人物にあまり魅力を感じられなかったです。
アリスは強気のお嬢様、主人公は無力だけど献身的、
友人たちは出るものの1巻で世界観の説明などが必要なため
そちらに紙面を割かれて本領発揮は2巻からでしょうか。
何が一番嫌だったかといえば、やはり主人公かなと。
何も出来ないけど、アリスからは彼の良い面ばかりが過大評価され恋愛度は既にMAX状態。
戦闘シーンでは無力ながらに身を呈すけれども何も出来ず、
それを見たアリスが力に目覚めるというよくある展開。
エロゲーなんかによくある「無個性な良いヤツ」、色の無い主人公が
優しさという要素だけで何故かヒロインに好かれるというやつですね。
というわけで、面白さで言えばあまり面白く無く2巻を読む気にはあまりなりません。
俺妹を読む前でもこの感想は変わりなかったと思いますが、
ただ発売当時だったらこの作者が俺妹みたいな作品を将来書くとは全く予想しなかったと思います。
作者の著しい成長に驚かされました。