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十三妹(シイサンメイ) (中公文庫)
 
 

十三妹(シイサンメイ) (中公文庫) [文庫]

武田 泰淳
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

武田 泰淳
明治45年(1912)東京・本郷の潮泉寺住職大島泰信の二男に生まれ、旧制浦和高校をへて東大支那文学科を中退。僧侶としての体験、左翼運動、戦時下における中国体験が、思想的重量感をもつ作品群の起動点となった。昭和18年『司馬遷』を刊行、同21年以後、戦後文学の代表的旗手としてかずかずの創作を発表し、戦後文学に不滅の足跡をのこした。昭和51年10月没。48年『悦楽』により日本文学大賞、51年『目まいのする散歩』により野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 341ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2002/05)
  • ISBN-10: 4122040205
  • ISBN-13: 978-4122040205
  • 発売日: 2002/05
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「十三妹(シイサンメイ)」という名の日本で言うなら女忍者のお話。
彼女は中国の「児女英雄伝」のヒロインで、そのお話では「安公子」という好青年と結婚して「めでたしめでたし」らしいのだが、その続編といったところか。
出来すぎた「女傑」と結婚した安公子の苦悩。
十三妹の「私は平凡な女です」というセリフ。

とっても切ないお話なのに、すっとぼけた文体でどこかマヌケ。
万能な奥様をお持ちの平凡な殿方にはオススメ出来ません。

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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
武田泰淳といえばカンニバリズムの『ひかりごけ』や富士山に思い入れのある作家、というイメージしかありませんでした。

ところがです、60年代にこんな女武侠小説を書いていたとは!『三侠五義』『児女英雄伝』『儒林外史』という中国原典があるというもののこれを全部くっつけてしまうなんて、解説にあるとおり山田風太郎も真っ青というべき発想です。これを、映画『グリーン・デスティニー』にはじまり京極夏彦『ルー・ガルー』諸星大二郎『碁娘伝』に連なる系譜の先駆けと言わずして何というべきか。

解説の田中芳樹氏が指摘しているとおり、後半が尻切れトンボという印象は否めませんが、「先駆者の悲哀」を噛み締めながら前半の活劇を楽しむことにいたしましょう。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
作者のあそび 2010/2/13
形式:文庫
1966年。姿勢は面白半分。子どもを相手に教訓めいたものと教えなくともよいことをまぜてざっくばらんに綴っています。すなわち説話です。
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