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十一番目の志士〈上〉 (文春文庫)
 
 

十一番目の志士〈上〉 (文春文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

長州藩の下層の出ではあったが、天堂晋助の剣の天稟は尋常なものではなかった。ふとしたことから彼を知った藩の過激派の首魁高杉晋作は、晋助を恐るべき刺客に仕立てあげる。京で大坂でそして江戸で忽然と現われ、影のように消え去る幻の殺人者のあとには、常におびただしい血が残された…剣の光芒が錯綜する幕末の狂宴。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

司馬 遼太郎
大正12(1923)年、大阪市に生れる。大阪外国語学校蒙古語科卒業。昭和35年、「梟の城」で第42回直木賞受賞。41年、「竜馬がゆく」「国盗り物語」で菊池寛賞受賞。47年、「世に棲む日日」を中心にした作家活動で吉川英治文学賞受賞。51年、日本芸術院恩賜賞受賞。56年、日本芸術院会員。57年、「ひとびとの跫音」で読売文学賞受賞。58年、「歴史小説の革新」についての功績で朝日賞受賞。59年、「街道をゆく“南蛮のみち1”」で日本文学大賞受賞。62年、「ロシアについて」で読売文学賞受賞。63年、「韃靼疾風録」で大佛次郎賞受賞。平成3年、文化功労者。平成5年、文化勲章受章。平成8(1996)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 401ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新装版 (2009/02)
  • ISBN-10: 4167663317
  • ISBN-13: 978-4167663315
  • 発売日: 2009/02
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
長州藩の下層の出身で宮本武蔵の剣の流派を受け継ぐ達人である主人公・天堂晋助が、ふと道で出会った高杉晋作にその腕を買われて
藩の人斬りの仕事といういわば汚れ役を請け負って幕末京都の混沌とした場所で活躍していくストーリー。

主人公が時代という流れにくるくると引き込まれ荒波に身を投じていく中で
高杉や桂小五郎、新撰組といった実在の人物が敵味方を問わずに魅力的に描かれ、
彼等との会話や関係も極自然に進められていて、正に一気に読める作品だと思います。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
司馬が幕末を描いた作品は数あれど、かなり異質な部類に入る本作。
まず、実在しない人物が主人公という点からすでに他作品とは趣きが違います。
長州藩の下層の出で、高杉晋作に見出される「天堂晋助」なる人物。恐ろしく剣の腕がたつこの男を軸に、幕末の激変する世の中を描いていきます。志士というよりまさに殺し屋であった晋助の描写が多く、歴史小説には入れられないジャンルの作品になっています。雰囲気は剣豪小説に近い?単なる娯楽作品としてお楽しみください。
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単純明快 2011/7/3
形式:文庫
相変わらず司馬作品は、いつ読んでもおもしろい。

「天堂晋助」なる長州志士の物語であるが、本当は実在したのではないか?
と思わせる筆力には圧倒される。

晋助は、小難しい理屈はぬきにして、攘夷の実行手段として「人斬り」こそが
自分に課せられた役割と信じ、ひたむきに実行していく。

その単純明快さが物語にテンポもあたえており、あっという間に読み終わってしまった。
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