前巻で伊集院君が霧島先生の「普通の医師による誰でも代わりが効くチーム」
に移籍したと思ったら、たった一回の、しかも野口教授の揺さぶりから、
一気に親・浅田…っていくら何でもご都合主義過ぎやしないだろうか?。
白い巨塔ではないが、教授戦のドロドロはもっと引っ張ってこそ面白いはずだし、
なにより北日本大学から抜けて勝負に来ている霧島軍司の恨みやトラウマ、
そして教授就任への覚悟はそんなに軽いものだったのだろうか?。
また霧島チーム入りした伊集院君の成長の姿も見たかったのに、結果浅田もどき
が伊集院を育てるのでは一緒じゃないか(まぁ教え方が丁寧とか違いはあるものの…)。
そう言う意味では、今巻はいささかご都合主義、性急に話を進めすぎたきらいが見える。
しかし、このまま加藤教授でハッピーエンドというのは面白くなさ過ぎる。せっかく
魅力的な登場人物とシチュエーションで構成されているこの作品…もっと我々読者を
楽しませて欲しいものだ。