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藤吉先生の内科的な考え方、
「病気を治すのでなく病人を治す」
外科の朝田先生の考え方、
「身内を切ること以外に、体に切開をいれることをためらってはならない」
まさに、金言である。二つがうまく両立することで内科・外科の協調が存在する。
受け持ち患者を、外科に託した時期について、非常に悔いる藤吉先生の
気持ちには、医師としての原点を感じる。内科医は、結果が明らかでないだけに、
自分がどこまで患者を助けることができるのか、判断に!常に悩み続ける。
私が研修医だったときも、亡くなった患者については、自分の力が
本当に十分出されていたのか、治療に対して納得されていたか、答えが得られず、
ご遺体を、お送りするときに、自然と涙があふれて止まらず、ボロボロ泣きながら、
病棟へ戻る廊下を歩いた経験がよみがえる。
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