日常生活においてものの値段を見ずに買い物をすることなどほとんどないだろう。
金額も分からずに高額なものを買うことなんてありえない。
それなのに私たちは当たり前のように事後報告で医療費を払うことに疑問を抱くことはない。
体調がすぐれないから病院へ来ているというのに、
会計ではいつもドキドキしながら金額が提示されるのを待つ。
あれじゃあ、治る病気もなおりゃしない!
日本は最先端の高度医療が受けられるが、
それは同時に医療費がハネ上がることを意味している。
外来のみでなく、入院中も余計な心配をして回復を遅らせることはばからしい。
自分がどういう治療を受けているのかも知っておきたい。
そう、考える人にはこの本はとても役にたつだろう。
医療費の相場のみならず、病気にかかってしまったら行われるであろう治療法から
医者選びのポイントに至るまで説明された、かゆい所に手の届く1冊になっている。
著者は医師免許も持っているということで、信頼に値する内容になっている。
いまや医者も患者が選ぶ時代。
きちんと選べるように健康な時から医療について知識を蓄えていくことが大切になるだろう。
「家庭の医学」の裏バージョンとして一家に一冊置いておくことをおススメします。