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33 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アフガンで治水に尽力している中村医師の手ごたえある著作,
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レビュー対象商品: 医者、用水路を拓く―アフガンの大地から世界の虚構に挑む (単行本)
昨年NHK教育テレビでも報道されたアフガンで治水に尽力している中村医師の手ごたえある著作。彼は医療貢献で現地の人に接している間に、水を引く治水を行うことこそ最も効果が高く、緊急を要する対策と判断し現地の信頼と尊敬を勝ち取り実行してきた人物です。確かに見る角度から評価はさまざまに分かれるのかも知れませんが、日本が世界に誇れる人物であると思います。そんな中村医師の考え方、世界の見方が明確に示され、読むものの心を大きく打つ本です。読み物としても極めて面白い一級の作品です。多くの人に読んでいただきたい一冊。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
復興支援ということを考えさせてくれる,
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レビュー対象商品: 医者、用水路を拓く―アフガンの大地から世界の虚構に挑む (単行本)
著者のアフガンでの医療活動や井戸掘りは有名であるが、旱魃(かんばつ)で地下水位が低下して涸れ井戸が続出、地下水に頼る灌漑に限界を感じた著者は、用水路を建設することを計画する。結局著者の熱意と現地職員の楽観視から工事は開始されるのだが、実際は著者自身からして、流量計算や流路設計の書物さえ理解できず、高校生の娘から数学の教科書を借りて、必要だが苦手の数学を再学習するありさまだった。実際に工事に従事するのは周辺農民で、かれらのいかに野暮ったくとも「今ある技術で、いかに切り抜けるか」という機転に助けられながら、日本とは桁違いの自然の規模と降雨量に決壊を繰り返しながらも、その都度学習して修復し、ついに第一期工事13キロの通水に成功する。途中からは丁寧な工事の図解も入って土木工事の本のようになってしまうが、クライマックスは川の中心に堆積した砂洲の掘削で対岸住民と川原でもみ合いになり、何とか暴力対決を避けようと中に割って入った著者が、相手に投げつけようとした若者の石が著者の後頭部と親指に当たり、親指の生爪が半分剥がれて、血が滴り落ちる場面である。目に飛び込んできた抜けるような青空と目前を流れる川の水、綿菓子のような純白のうす雲が濃紺の天空を流れていく。人の世の殺伐さが哀しくなり「みな止めろ!アフガン人同士がなぜ争う」と大音声で叱る。とにかく凄い人です。
29 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
意外とかなり面白い,
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レビュー対象商品: 医者、用水路を拓く―アフガンの大地から世界の虚構に挑む (単行本)
ただのマジメな本と思われそうですが、読み物としても面白い本です!(不謹慎と言われそうですが)9.11事件以前〜2007の春までのパキスタン、アフガニスタンでの活動 主に水路つくりに視点を置かれた記録です。 中村哲医師の型破りな人柄、また現地の人の力強い人柄など元気がもらえます。 日本では、どうしてもアメリカ側視点からしか報道されない中東問題ですが、 現地の酷い旱魃の様子や、アメリカ軍の横暴さ、名ばかりの援助にも驚かされます。 取り方は、人によってそれぞれだと思いますが、必ず何かが得られる本です。 中東問題なんて言葉に抵抗のある人にも是非読んで欲しいです。 と、いうか全ての日本人に読んで欲しいかも。 今の多くの日本人にかけてるものがここにあります。
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