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医療崩壊の真犯人 (PHP新書)
 
 

医療崩壊の真犯人 (PHP新書) [新書]

村上 正泰
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

2006年、奈良県で脳内出血を起こした妊婦が病院に受け入れを拒否され、
「たらいまわし」の末に死亡する出来事があった。
地方だけではなく、2008年には東京でも同様の出来事が起こり、大きく報道された。
このほか、医療ミスの頻発、医師不足、地域医療の荒廃、
患者負担と保険料負担の増加などなど、「医療崩壊」といわれる事態が急速に進行している。
それにともなって、医療制度に対する国民の不信・不安が、ここ数年で著しく高まっている。
2000年のWHOの発表で保健衛生システムの目標達成度が世界第1位と評価された日本が、
なぜ医療崩壊への道を突き進んでしまったのか。
本書では、財務省から厚生労働省へ出向中に医療制度改革に携わった元官僚が、
医療制度のゆがみを指摘するとともに、官僚や政治家が
どのように政策決定をしてきたのか、その舞台裏を解説する。
さらに安心・信頼できる医療制度構築への方向を示す。

内容(「BOOK」データベースより)

救急患者の「たらいまわし」、医療ミス頻発、医師不足、地域医療の荒廃、患者負担と保険料負担の増加…。医療制度に対する国民の不信・不安は、ここ数年で著しく高まっている。二〇〇〇年のWHOの発表で保健衛生システムの目標達成度が世界第一位と評価された日本が、なぜ医療崩壊への道を突き進んでしまったのか。財務省から厚生労働省へ出向中に医療制度改革に携わった元官僚が、医療制度のゆがみとそれを生んだ政策決定の過程を解説。さらに安心・信頼できる医療制度構築への方向を示す。

登録情報

  • 新書: 213ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2009/10/16)
  • ISBN-10: 456977377X
  • ISBN-13: 978-4569773773
  • 発売日: 2009/10/16
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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34 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
同じ著者の『高齢者医療難民』を読んで、そこで”暴露”されている医療政策の決定過程に驚きを感じるとともに、なぜいま”医療崩壊”が深刻化しているのかという原因の一端を知ることができたが、その続編が出ないものかと心待ちにしていたところ、ついに発売されたので早速購入して一気に読んだ。さまざまな具体例を取り上げながら、医療問題の現状分析とその背景にある医療政策の決定過程の解説を平易に論じており、門外漢にも読みやすい(ところどころ小難しい話もあるが、ある程度は仕方ないだろう)。”医療崩壊”を論じた本のほとんどは医者の手によるもので、それはそれで現場の悲鳴が分かっていいのだが、医療政策に関わった当事者による本は他に例がなく、”医療崩壊”関連書の決定版とも言えるのではなかろうか。単なる事実関係の解説に終わるのではなく、社会保障についての考え方も提示されており、その点でも興味深い。中谷巌、吉川洋、榊原英資といった論客達への鋭い批判も大変読みごたえがあった。最後の章で触れられている財源問題については、今後もっと具体的な議論が必要になってくるだろう。
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45 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:新書
1960年から医師をしていました。医師免許証を取って以来、日本の厚生省(今の厚労省)の行政には非常な疑問を抱いていました。医療ほど無駄が生きる所はありません!その有益な「無駄」を厚生省はそぎ落としてきました。自分達は、年金でも、天下りでも、あるいは自分達の自由に使えるお金でも、いい加減なやり方をしてきて、だれ一人その責任を取った人はおりません。生活保護の人達に対しても、やくざや自分達が強く言えない議員やらには億の金も垂れ流して、本当に生活のためにお金が必要な人には高圧的な態度で支給を惜しむ、こんなやり方がその根源である厚生省の体質として昔からあるのです。今まで、医師が現場の立場から言っても、恣意的なデータや記者クラブを利用したマスコミ操作で医師を悪者にして世間の人達の洗脳をしてきました。又金儲けのために言っているとしか受け取られませんでした。今度、その厚生省の役人自身がその現実をお書きになったので早速読んでみました。現場からは未だまだ言いたいことはありますが、役所の中から小泉改革の実態が書かれたことに意義があると思います。最近、桝添元厚労大臣も本を出されていますが、それを読んでも厚労省(厚生省)の呆れた実態が分かります。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 大森 義範 トップ500レビュアー
形式:新書
元財務省官僚が医療崩壊の原因が
医療費抑制政策にあるということを書かれた点が斬新。
厚生労働省保険局に出向中に医療政策改革に携わった経験を元に
本書を書かれている。
表層の医療問題・医療崩壊に関する記述は、
医療崩壊ウオッチャーにとっては目新しいものは無いかな。

経済財政諮問会議での大臣用の発言要領や
国会での答弁の準備をされていたとのことだ。
その際の不条理さを吐露されている。

「官僚は数字、辻褄合わせの議論、視野が狭い議論に終始」するなど、
「霞が関の在り方に疑問を覚え」2006年7 月に霞ヶ関を去られている。
2010 年2月に、嘉山孝正が医学部長を務める山形大学大学院医学系研究科教授
(医療政策学講座)に就任している。

日本の国家の事を真剣に考えている官僚がいることに勇気付けられる反面、
不条理・非合理なシステムの中で動かなければならない現状で、
苦しんでおられる方も多数いらっしゃると考えられる。
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最近のカスタマーレビュー
「医療崩壊の真犯人」=「総医療費抑制政策」 本当か?
本書の主な主張は、医療崩壊と呼ばれる「病院医師の減少」「救急医療体制の弱体化」「医療事故の頻発」を小泉・竹中時代の総医療費抑制政策に大きな原因であるということでし... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: ぷーさん
その通りだと思います
医療費抑制政策、医師数抑制、新研修医制度。医療崩壊の原因は比較的はっきりしている。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: Nippon
高齢者が増えていくのに医療費をGDPに連動させるって、、、。
そんな無茶な話はない。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: じゃが〜
高評価のようですが・・
医療関係者として一読せねばと購入して読んでみました.基本的には政権交代に伴う民主党政策の説明書と言ったところでしょうか.これまでの厚生行政への批判はもっともだと思... 続きを読む
投稿日: 2010/5/3 投稿者: ペンギン
元厚生官僚が書く医療行政の歴史
筆者は元厚生官僚であり、医療行政の直近の歴史を記録してくれている。タイトルは扇情的であるが、文章はむしろ地味であり、内容は正確度が高い資料と読んでよいと思われる。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/11 投稿者: 動物磁気
医療問題に関する国民必読の書
医療問題と言えば非常に多岐にわたる論点があるが、本書は、それらを網羅的にカバーすると同時に、具体的データなどを豊富に紹介しながら、問題の所在を明確に論じている。医... 続きを読む
投稿日: 2009/11/1 投稿者: ノーベルコート
現代の医療崩壊の原因を追究する良書!
我々一般国民ではなかなか見えづらい「日本の医療政策」について、霞ヶ関経験を踏まえた上で、具体的に示してあり、次のステップにおいて、現在の「医療崩壊」の原因を的確に... 続きを読む
投稿日: 2009/10/31 投稿者: 白州太郎
あまりにも杜撰な医療行政
最近「○○崩壊」という言葉をよく見聞きする。金融崩壊、資本主義崩壊、学校崩壊、そしてこの本のタイトルの医療崩壊である。国民にとって重要な社会基盤が崩壊の危機に瀕し... 続きを読む
投稿日: 2009/10/31 投稿者: muskia
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