この本は、とても良い本です。生命保険、医療保険というのは、強迫観念によって買っている可能性があります。この本で紹介されていますように、民間の生命保険、医療保険は、かなり限定的な範囲でしか使えません。当たり前のように感じているのですが、日本人の医療費の大部分を支えているのは、健康保険であったり国民保険の公的社会保障制度です。この不足分を補うのが民間の生命保険、医療保険であったはずですが、一度、支出額をご確認ください。かなりの額になってませんでしょうか。それでもなかなか辞める決心がつかないのも保険の特徴です。もしも、いざ、という時に助かった、という数少ない事例を耳にして、不安を感じたりします。実際問題、高額療養費も入院費も健康保険で大部分は支払われます。欠勤が生じたときも傷病手当が支給されます。こういった冷静な判断は、正確な知識の後ろ盾が必要です。私も、自分なりに保険の見直しをしましたが、この本を読んで、ああ、やっぱり、これでよかったんだ、と思えることや、もう少しこれは見直しても良さそう、など非常に参考になりました。特に、まだ20代の方に強くお勧めしたいと思います。自分の経験からすれば、早い時期に保険制度を理解できれば、トータルで相当無駄な出費が防げます。正直、気がついたときは、後悔しました。ここに書かれているとおり、無駄な保険に保険料を支払う分、貯蓄しておくことが大切だと思います。非常に、良心的な内容だと思います。