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なぜこうなってしまうのか。
生活習慣病と人体構造、そして運動との因果関係について、きちんとした知識が足りないからなのだ。それを痛感させてくれたのがこの著書だった。さらに、数ある運動の中でもなぜウォーキングがお薦めなのか。その辺りについて、これまで説得力のあるテキストに出会うことがなかったのだが、この著書は人体の構造面やライフスタイルと関連させてその部分をていねいに説き明かしており、ウォーキングの有効性を十分に理解させてくれた。
ウォーキングを続けるためには、歩くことを日常生活の上にトッピング的に付け加えるのではなく、ライフスタイルの中に無理のない形で組み込んでいく発想が必要なこと。そして、歩くことのモチベーションを持続するためには、個々人の嗜好に合った工夫が有効なこと。この本は、こうしたノウハウと、実際の臨床から得た実例まで書き起こしてあり、自分に合ったウォーキングプランが立てられる実践的な著書となっている。
生活習慣病の予防方法とウォーキングの楽しさ。これらをつかむための「知恵」と出会える良著だと思う。
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