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北海道 化石としての時刻表
 
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北海道 化石としての時刻表 [単行本(ソフトカバー)]

柾谷 洋平 , 井上 哲
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

いざ、時刻表をめぐる冒険へ! 北海道の鉄道時刻表を“化石”に見立て、その鉄路と社会の変遷を過去のダイヤグラムから辿る―。 内田百先生と宮脇俊三氏を敬愛する著者が、時刻表から浮かび上がる鉄路と北海道の歴史にまつわる数々の逸話を通して、古風な文体と若き感性でその魅力を余すことなく紹介。 時に辛辣に、時にユーモラスに綴る、紀行あり、薀蓄あり、感動ありの「時刻表讃歌」です。

レビュー

「読売新聞・書評欄」、2009/03/22
新たな鉄道作家が誕生した。宮脇俊三、いや内田百けんの再来、と言うのは大げさだが、素質は十分。弱冠24歳とは思えない博識と筆力にうなりっ放しだった。/古い北海道の時刻表(著者は、太古を探る「化石」に見立てる)を手がかりに、社会の移り変わりを丹念に掘り起こしていくのだが、それだけなら驚くに当たらない。時刻表に掲載された広告から世相を読み解く面白さは目からウロコだ。/道内の駅を擬人化して語らせた鉄道談義は出色。どの駅もそれぞれに悲哀を抱えており、「駅」とは何かを論じる「上白滝」じいさん(76歳)の話は涙なしでは読めない。「古いって、それだけでスゴい」と言い切った「あいの里教育大」お嬢(22歳)にも心から共感。立派な鉄道哲学の書である。 (正)

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 272ページ
  • 出版社: 亜璃西社 (2009/2/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4900541796
  • ISBN-13: 978-4900541795
  • 発売日: 2009/2/18
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 218,923位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By G-6
形式:単行本(ソフトカバー)
時刻表には確かに多くの情報が詰め込まれているわけですが、それを
読み解き、深めると、こんなにもドラマチックな物語が見えてくるなんて!
ちょっとショッキングなくらいの斬新さに、圧倒されっぱなしでした。。
_________
章ごとにいろんな視点から、鉄道にまつわる物語が、まるで鉄道史を
目の前で見守ってきたかのように活き活きと語られます。

例えば、峠を越える路線では、登りと下りの時間差から山の険しさに
思いを馳せ、また幾度ものダイヤ改正を丁寧にたどることで、駅や路線の
変遷、さらにはそれぞれの時代の乗客たちの生活や、路線周辺の町の
栄枯盛衰までもが浮き彫りに―― 
あるいは、あの有名な「津軽海峡冬景色」で船の窓際で思いをはせる
『彼女』の足跡を追いつつ、ささやかに突っ込みを入れてみたりも…^^

そして、ひときわユニークで愉快なのが、最終章の第五章。著者の
想像力(妄想力?)が、膨大な薀蓄とともに溢れ出てます^^; 
100才を超えた長老駅や平成生まれの若い駅たちが、なんと擬人化され、
北の酒場で筆者と熱く語り合ってしまいます。

北海道の鉄道にあまり詳しくない人は、第五章はJR北海道の路線図を
参照しながら読むと良いかもしれないですね。 逆に腕に覚えのある人
であれば、章末の補注をあえて参照せずに読んで、駅たちが語っている
出来事が何を指しているのか、知識を試すのも面白そう。
    *       *
鉄道の本、といっても、鉄っちゃんによる知識の羅列や個人的な想いを
語るだけの内容ではなく、むしろ誰にでもできる積極的な旅の味わい方
を教えてくれるようなアプローチなのも、この本の魅力だと思います。

読んでいてうらやましくなってしまうほどの著者の想像力と好奇心
が、時刻表の数字でだんだんひとつの物語として繋がっていくさまは、
まさに「圧巻」!  時刻表を見る目が一気に変わりました。

そんな、時刻表で巡る鉄道史の物語に…、札幌黒ビール★で乾杯!!
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
 昭和初期から現代にかけての北海道の歴史を時刻表の列車の運行としてたどる本。鰊大漁時代、石炭隆盛期等、北海道は
大きな変化を経由してきている。時刻表のダイヤもあたかも北海道の経済状態を反映するかのごとく増えたり減ったり。
いまや鉄道は一部の幹線をのぞいて過去の遺産となりつつあり単行列車が寂しくごとごと走る時代となった。大部分の
ローカル路線は消えていく運命だろう。この本はかつて華やかなりし頃を彷彿とさせる本。
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