全ての写真に撮影した日付だけではなく、時刻まで記載されている。このことが全てを物語っていると思う。つまりこの写真集は、「2005年7月・8月の廃線跡巡りの旅の記録」なのである。そう考えると、短いキャプションにある撮影地の人々とのやりとりや路線の現役時代の思い出などが、写真と同じくらいの主張をもって迫ってくるように感じたのは、私自身がそういう旅ばかりしているせいなのかもしれないが……。
それはさておき、写真そのものについては、モノクロでピーカンな写真の中に、キャプションで指摘された遺物を探し出すのは少し苦労したのでこの☆数。