内容紹介
●新しい食文化「スープカレー」の出自から、歴史と変遷、味の分析までを、スープカレー研究のカリスマが徹底検証。正しい食べ方や流行の秘密[スープカレーの基礎知識]、人気店店主が語るスープカレーの誕生秘話[ストーリー・オブ・スープカレー]、味の秘訣[味、レボリューション]、そして家庭での作り方のコツ[スープカレーを作ろう!]などなど、その誕生の謎から味の奥義までを明かします。 ●100軒を軽く越す札幌のスープカレー店から、約50軒を厳選して詳細に解説。さらに、北は弟子屈町から南は福岡市まで、全道・全国に拡がるスープカレー店もガイドしました。書き下ろしのガイド文では、味について約800字を使って詳述したほか、掲載店の全メニュー、辛さの段階、スープ切れの有無などもしっかり紹介。スープカレーのすべてを検証した、まさに「バイブル」です。
内容(「MARC」データベースより)
55万ヒット突破の人気サイト「札幌激辛カレー批評」主催者が、札幌でブームのスープカレー店約60軒と道外約10軒を厳選ガイド。スープカレーの真実に迫る。読んで、食べて、クセになる、前代未聞のスパイシーガイド。
メディア掲載レビュー
筆者は、札幌や道内外のカレー店約250軒をすべて写真付きで紹介するホームページ「札幌激辛カレー批評」を主宰している。現時点(2004年3月)で総ヒット数は56万ヒットを超え、おそらく多くのカレーファンがこのホームページの情報を参考に、食べ歩きをしているはずだ。幸運にも筆者は、スープカレーという非常に美味なる食べ物と出合うことができた。そして、その感動を一人でも多くの人に伝えたいという想いからホームページを開設したのが、そもそもの始まりだったのである。そんな筆者が、なぜ本書を書くに至ったのか。スープカレー史を含めたガイドとストーリーの書き下ろしという、おそろしく手間ひまのかかるであろう今回の作業を、筆者は積極的にやりたかったわけではない。しかし、2003年に巻き起こったスープカレーブームによって、状況は一変した。ブームと言われるスープカレーだが、札幌人ですら未だに3人中2人はスープカレーを一度も食べたことがないのが現実だ。ブームと現実のギャップその理由として、スープカレーという料理の怪しさが考えられる。出自からブームへ至るまでに経緯があいまいで、スープカレーという言葉の定義すらはっきりしない。これでは、保守的な人ならずとも、手を出しづらいのではないだろうか。さらに札幌では、120軒を超えるスープカレー店がしのぎを削っている。このように店が急増すると、何か指針になる評価や基準がなければ、初心者はどの店に行っていいかさっぱりわからない……。そうしたスープカレーの未来に立ちふさがるさまざまな障害が、筆者にはブームのはざまに見えてしまう。このような状況が続いていくと、スープカレーについての正しい知識や歴史的事実がうやむやになり、ブームも一時的なものになってしまうのでは。そんな危機感が、筆者を執筆へと駆り立てたのである。 --本書「はじめに」より
著者について
1965年、札幌市生まれ。累計56万ヒット突破の人気Webサイト「札幌激辛カレー批評」主宰者。2003年7月に著書『とっておき北海道 カレー50』(アドネット刊)を刊行するなど、スープカレーをメインにカレー店の動向を精力的に追い続けている。また、スター・ウォーズ研究家としても知られ、スター・ウォーズ研究のWebサイト「ホス・プレス」を運営。著書に「スター・ウォーズ新三部作完全解読本」(三一書房)、「スター・ウォーズ完全基礎講座エピソードI篇」(扶桑社、共著)などがある。