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北欧空戦史 (学研M文庫)
 
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北欧空戦史 (学研M文庫) [文庫]

中山 雅洋
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

1939年11月30日、北欧フィンランドにソ連軍が侵攻を開始した。ソ連の大兵力に対し、貧弱な軍備しかもたないフィンランド。その独立国家としての命運は風前の灯であるかに見えた。しかしこれは、フィンランド空軍戦闘機隊の驚くべき大活躍の始まりであった!バッファローをはじめとする“二流”戦闘機を駆る奇跡のエース達。彼らはいかにして戦い抜き、森と湖の小国は独立を守り通したのか?すべての航空・戦記ファンに贈る伝説の航空戦記、ついに復活。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中山 雅洋
1936年生まれ。本業は医師。米国航空史学会員(AAHS)Life member No.147。医学部時代、グライダー操縦の練習で航空に興味を持つ。その後超軽量機の飛行免状を取得、米国にてセスナやグレートレークス複葉機に搭乗して航法やアクロバット飛行を習った。本業多忙で実際に飛行する時間が取れない一方、航空史についての研究・執筆を精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 448ページ
  • 出版社: 学習研究社 (2007/11)
  • ISBN-10: 4059012084
  • ISBN-13: 978-4059012085
  • 発売日: 2007/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 245,278位 (本のベストセラーを見る)
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37 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本書の初版が朝日ソノラマから出版された1982年においては、梅本弘氏の『雪中の奇跡』もまだなく、本書がフィンランド軍の戦いについて言及した唯一の本だった。個人的にもフィンランド空軍の奇跡的とも言える戦いぶりに感銘を受け、Military Maniaの道に誘われるきっかけとなった本の一つといえるので、この度の復刊は感慨深いものがある。
本書で語られる戦いの魅力は、ただフィンランド軍が活躍したというものではない。フィンランドこそは、激動の国際関係に翻弄されながらも、ソ連の侵略から自力のみで祖国を守り抜くことに成功したまさに勇戦敢闘の稀有な国家なのである。その歴史は活躍した戦闘機の機種にも反映されている。1940年の冬戦争においてはオランダ製のフォッカーD21が活躍したが、1941年からの継続戦争においては、わずか40機の米国製旧式機F2Aバッファローが祖国を守った。バッファローは太平洋の戦場で零戦にバタバタと落とされた旧式機であるがフィンランドにおいては「空の真珠」と呼ばれている---。そして、継続戦争後半においてはソ連が連合国側として参戦したため、やむなくナチスドイツと同盟し、空軍はメッサーシュミットBf109の供与を受けて戦ったのであった。
国家のドラマ、個人のドラマが織り成す物語は、森と湖の国を舞台として戦われた。凍結した海を歩く歩兵の群れに上空から銃撃する戦闘機、タイヤではなくスキーをはいて凍結湖から離陸する戦闘機---と非常に絵になる光景が目の前に浮かぶのもまた嬉しい。
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22 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ついに復刊 2007/11/16
By me109g2
形式:文庫
名著「北欧空戦史」がついに復刊された。巻頭にはカラーページが追加され、文中のモノクロ写真も追加されている。嬉しい。なんとも嬉しい。
フィンランド空軍を知るならまずはこれ。
絶対的におススメ。
このレビューは参考になりましたか?
31 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 馬場伸一 トップ500レビュアー
形式:文庫
本書が卓越した戦史として定評があることは今さら言うまでもないが、本書が真に優れているところは、軍事史にあまり関心のない一般の「歴史好き」が予備知識なしで読んでも非常に面白いことだ。
例えば、冒頭に語られる大戦前史において、第一次世界大戦後に再軍備を禁じられたドイツ空軍は、なんとソ連領内に「覆面」の空軍基地をつくるのだ!1925年から1933年まで8年にもわたってこの基地は新鋭機の開発と訓練に使用される。その後の独ソ戦の勃発、独ソの対立を知っている我々からすると「欧州状勢は複雑怪奇」と言いたくもなるではないか。
日本人にとって知られざる欧州史を生き生きと伝えてくれる、優れた歴史書である。
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