「解説」ももちろんありますが、最初(著者による)と最後(訳者による)だけです。
メインはあくまでエッダとサガ。オリジナルでは表現が単純過ぎてかえってわかりにくい部分がありますが、著者は巧みに言葉を補って現代人にも伝わりやすくしています。また、もともとは複数の作品にまたがって断片的に残っている話を、統一したりもしています。
つまりこの作品は一種の「二次創作」であって、学問的な「解説書」とは正反対のものです。ですが、その結果、非常におもしろい読み物になっています。図版も豊富で、好きな人にはたまらない一冊だと思います。