他の方のレビューを見ると厳しいものもあり、たしかに指摘している内容も妥当だとは思います。ただ、自分のような北欧デザイン素人には、入門のための1冊として最適でした。
何となくブームのようになっている北欧や、そのデザインを冷静に考察している本で、読めば「北欧って、何となく良いよね?」以上の理解が得られます。
筆者が実際に取材をしたりして体験してきた北欧のデザインについて、日用品、建築、家具のようなわかりやすい切り口だけでなく、日本で見る北欧デザインや、北欧での普通の生活、デザインコンサルタントの役割などの切り口からも紹介しています。
とても読みやすい本で、一気に読めてしまいます。いろいろな製品や建築物の紹介が本文中にありますが、できれば全ての写真を載せて欲しかったところですが、新書では厳しいでしょうか。
既に北欧、あるいはそのデザインについて知っている人には目新しいところがないかもしれませんが、詳しく知らない人にとっては参考になる本です。これを機に、北欧について色々と調べていきたいと思います。