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北朝鮮脱出〈上〉地獄の政治犯収容所 (文春文庫)
 
 

北朝鮮脱出〈上〉地獄の政治犯収容所 (文春文庫) [文庫]

姜 哲煥 , 安 赫 , 池田 菊敏
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

恐るべき政治犯収容所に十年及び一年余にわたり閉じ込められた二人の青年が暴いた身の毛もよだつ体験と自由社会への必死の逃亡記

内容(「BOOK」データベースより)

九歳の夏、家族とともにいきなり耀徳政治犯収容所に幽閉され、十年にわたり地獄の苦しみを味わった姜哲煥。好奇心にかられて密かに中国を訪れ、帰国後一年余り同じ収容所で辛酸をなめた安赫―これまで秘密のヴェールに包まれていた北朝鮮の政治犯収容所の恐るべき実態を、二人の青年が初めて白日の下に晒した衝撃の手記。

登録情報

  • 文庫: 413ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1997/02)
  • ISBN-10: 416710914X
  • ISBN-13: 978-4167109141
  • 発売日: 1997/02
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 109,452位 (本のベストセラーを見る)
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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
私は新聞もあまり読まない社会バカと言われても反論できないようなタイプなのですが、「北朝鮮」ってよく騒いでいるけどどんな国なんだろう?と思い、書店で見つけたこの本を購入しました。

実話であるからこその口惜しさと恐怖で信じたくない内容ばかりでした。人が人らしく生活できない環境が今もあるのだと思うだけで身の毛がよだちます、著者に声援を送りたい気持ちで一杯になりました。 私の人生の中で忘れられない一冊です。

このレビューは参考になりましたか?
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ここに書かれている内容は、読み進めるにはあまりに悲惨で残酷な内容だ。しかし、同時に絶対的な権力を手に入れた人間がいかに残酷になれるかという人間の本質に迫る読み物としては名著である。

昨今の北朝鮮問題の影響か、この手の本が書店に増えてきたが、この本はそのずいぶん昔から非常に高い信憑性をもっていると紹介されていた本である。最近読んだ、「ちょっと嘘くさい本」とは内容も分量も迫力もまったく違うほどリアリティーがある。

それは、地獄の収容所で動物のように扱われ、虫けらのように殺されていった仲間を目の当たりにし、それでも、家族を思い、まともな人間として生き抜いてきた視点が非常に鮮明に描かれているからである。

人はここまで残酷になれるのだろうか?また、極限状態に陥ったとき、人はどのように考え、どのように行動するのだろうか、この本は民族差別を鼓舞する危険性もあるが、そのような視点で読み進めたとき、哲学的な思想を張り巡らすには非常によいと思う。

これだけものにあふれて豊かになったこの世の中で、未だにこのようなことが行われている事実、これをしっかりと頭に焼き付けてもらいたい。すべての人にお勧めだ。

このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
本書の著者ふたりは生い立ちこそ違うものの、同じ15号管理所に収容され、共に命がけで脱北を果たし、現在は韓国で脱北者を支援するための団体を立ち上げているようである。本書を一読したあとでは、われわれ日本人が体験する労苦は、彼らに比べれば本当に些細なもののように思えてきた。それほどまでに、凄まじい生活が生々しく描写されているのである。そんな衝撃的な上巻に対して、下巻は家族や仲間との絆を描いた感動作となっている。

先日、金正日がなくなったということだが、指導者が変わったところでそうかんたんには政治犯収容所は解体されないであろう。なぜなら、それが金一族の権力維持のための最後の砦であり、反革命分子を早期に排除し人民を畏怖させておくために必要だからである。一刻も早く体制が転換され、真に人民のための政治がなされることを願うばかりである。
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