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北朝鮮・中国はどれだけ恐いか (朝日新書 36)
 
 

北朝鮮・中国はどれだけ恐いか (朝日新書 36) [新書]

田岡 俊次
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

北朝鮮の核開発はどこまで進み、ミサイルは日本に向けていつ発射されるのか。中国の軍拡・近代化路線はどこまで進み、「台湾侵攻」の可能性は高まるのか――想定される「極東二大有事」について、日本を代表する軍事ジャーナリストが鋭く斬りこんだ! 「歴史」から説き起こし、豊富なデータをもとに情勢を読み、渾身の分析力で両国の「次の一手」を予測する。不安の「正体」がいま明らかになり、日本の取るべき道が、浮かび上がる!

内容(「BOOK」データベースより)

北朝鮮の核兵器開発はどこまで進み、ミサイルの標的は日本なのか。中国の軍拡・近代化で、「台湾侵攻」は現実味を帯びるのか。日本を代表する軍事ジャーナリストが、極東軍事情勢を豊富なデータをもとに鋭く分析、日本人に取り付く「不安」の正体を明らかにする。

登録情報

  • 新書: 270ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2007/3/13)
  • ISBN-10: 4022731362
  • ISBN-13: 978-4022731364
  • 発売日: 2007/3/13
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 某々
形式:新書
著者はあとがきに「軍事情勢を考えるにあたっては、縦糸に当たる「軍事知識」と、横糸にあたる「国情の知識」の組み合わせが必要であることを常々感じてきた」と書いている。本書は、東アジアに位置する北朝鮮、韓国、中国、台湾、日本、それに加えて、この地域と深い関係をもつロシアとアメリカの軍事力と政治のカラミを、データを示しながら分析し論じた本である。煩雑とも思えるデータの裏付けがあってこそ、論旨に説得力があると感じた。また、日本のマスコミや政治家があいかわらずの冷戦感覚でいることを揶揄していることを含めて、朝鮮半島の統一、中国−台湾の統一、アメリカと中国の関係、日本と中国やアメリカの関係等に関する軍事面からの著者の分析には妙に納得させられてしまう。国際政治の世界が、イデオロギー対立の冷戦時代が終わり、現在では、経済のつながりに基づく関係が基本となっており、北朝鮮の暴発か崩壊でもない限り、この地域での戦争行為はない、という主張かと思う。それはそれで論旨は明確である。ただし、読み終わっての素朴な感想は、核兵器を持つ意味は使うことではなくて持っていることで生ずる他国からの攻撃抑止であるというが、非武装中立はありえないとしても、それではなぜ、各国は多額の軍事費をついやして使わないための軍備の拡充に努めているのか、軍事評論家である著者からの説明は本書にはなかった。
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35 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
戦争番組の常連「田岡元帥」による極東軍事情勢解説書。外れる予言も多いが、古今東西の軍事知識を動員して語る本書はそれなりに面白い。しかし、「自衛隊幹部に『私の幕僚になってくれれば』と言われた」とか「北朝鮮が核実験を予告していた」「ソ連はアフガンがきっかけで崩壊すると思っていた」とか予言的中自慢が多い。これだけ自慢されると、予言者のあれじゃないが、眉に唾したくなる。

「PKOで犠牲が出る」とか未来予想は外すことも結構多いといわれる元帥だが、現状分析は的を射ている。
以下は本書の主な結論。
・ミサイル防衛は気休め
・北朝鮮への先制攻撃論は無理な理論
・中国の軍事率の伸びは物価高だから
・台湾は独立しない
・中国の台湾占領は戦力的に無理
などなどをロジカルに興味深く説明している。
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41 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:新書
読後感は目から鱗でした。

中国や北朝鮮の軍事力のみを捉えて危機感を煽る本は多く、その考え方に私も染まっていました。しかし軍事力の質を捉え、そこに各国の外交や国益をクロスさせて読み解いた本書からは、これまでになかった視点を教わり、視野が広くなった気がしました。

やや中国寄りとはいえ、台湾と中国の戦争の可能性を扱った第5章は特に秀逸です。

蛇足 : 著者は元朝日新聞の記者。そのため、序章では朝日新聞に対する読者の思い込みを払拭するのに使っています。朝日新書は2冊目ですが、いずれも朝日新聞らしくない内容のものでした。
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