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北方領土交渉秘録―失われた五度の機会
 
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北方領土交渉秘録―失われた五度の機会 [単行本]

東郷 和彦
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

2001年3月、北方四島は戦後、最も日本へ近づいていた──。
1985年のゴルバチョフ登場以来、日ソ、日ロ間には領土問題を解決する五度もの
チャンスがあった。にもかかわらず、なぜ、島は返ってこなかったのか、何がそ
れを妨げたのか──。領土交渉に外交官人生を懸けてきた人物だからこそ語りう
る、迫真の外交ドキュメント。
解説・佐藤優(外務省休職事務官)

  英文タイトル(参考)The Inside Story of the Negotiations on the
Northern Territory   Five Lost Windows of Opportunity

内容(「BOOK」データベースより)

2001年3月、北方四島は戦後、最も日本へ近づいていた―。領土交渉に外交官人生を懸けてきた人物だからこそ語りうる、迫真の外交ドキュメント。

出版社からのコメント

2001年3月、北方四島は戦後、最も日本へ近づいていた!
知られざる外交ドキュメント。
 ゴルバチョフ登場以降、ソ連の崩壊を経て、新生ロシアの誕生というプロセス
の中で、日ソ、日ロ関係には通算5回もの領土問題解決のチャンスがあったにも
かかわらず、それをものにすることはできなかった。しかし、その背後で
は筆者を中心とした外交チームの壮烈な外交工作が進められていた。そして、そ
の成果は2001年3月の森・プーチンのイルクーツク会談として結実する。プーチ
ン政権の画期的な譲歩案を受けて、日ロ交渉は一気に佳境を迎えるはずだったの
だが......。
 そこまで、接近していた日ロ交渉が、なぜ進まなくなってしまったのか。日ロ
外交の功労者だった、筆者と佐藤優元主任分析官は、なぜ、外務省という大組
織の捨て駒としてパージされなければならなかったのか。さらに、4年にわたる"
亡命生活"の実態とは──。

著者について

東郷和彦(とうごう・かずひこ)
1945年生まれ。1968年東京大学卒、外務省入省。三回の在モスクワ大使
館勤務、ソ連課長、欧亜局長など、ロシア関係で、合計十七年間を勤務。その
他、条約局、経済局、在米大使館などで勤務。オランダ大使を最後に、200
2年外務省を退官。その後、ライデン大学、プリンストン大学、淡江大学(台
湾)で教鞭をとり、現在カルフォルニア大学サンタ・バーバラ校客員教授。最
近の著書に「日本外交1945−2003年」、編書に「日本の東アジアに対す
る戦略思考」「ロシアの東アジアに対する戦略思考」(いずれも英文)他、日本
外交、歴史問題などに関する論文多数。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

東郷 和彦
1945年生まれ。1968年東京大学卒、外務省入省。三回の在モスクワ大使館勤務、ソ連課長、欧亜局長など、ロシア関係で、合計十七年間を勤務。その他、条約局、経済局、在米大使館などで勤務。オランダ大使を最後に、2002年外務省を退官。その後、ライデン大学、プリンストン大学、淡江大学(台湾)で教鞭をとり、現在カリフォルニア大学サンタ・バーバラ校客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋

様々な極秘エピソードが物語る、日ソ・日ロ交渉の実像──。

 ......十七日午前にメトロポール・ホテルの橋本前総理の部屋とエリツィン大
統領のいる場所との間で電話会談が行われることとなった。私にとっては、最初
で最後の橋本・エリツィン会談への同席であった。
 電話口のスピーカーを通して聞こえてくるエリツィン大統領の声は、一年前の
小渕総理との会談の際のやつれた感じよりは元気に聞こえた。
「リュウ、リュウ、なぜ総理を辞めてしまったのか。オレとリュウで、クリルの
問題を解決しようと思っていたのに、運命は別の方向に向かってしまったね。
 さて、仕事の話はここまでにして、家族について話そう」
 この発言は私たちに極めて重要な印象を与えた。(本文より)

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