|
登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
火の玉アーネスト・ボーグナイン VS 男の美学リー・マーヴィン,
By sanjunio (大阪府豊中市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 北国の帝王 [DVD] (DVD)
アーネスト・ボーグナインって子供のときに初めてみたときに「すごい顔してるなー」と思ったが、その顔を、もう、思う存分見れる映画。目の玉が飛び出そうなくらいにらみつけたうえに、ブルドッグのような顎と歯をむき出して怒り狂う。 これはこわいわー。 ボーグナインの演じる鉄の鬼車掌と対峙するは、ホーボー達(こんな言葉初めて知ったが、19世紀のホームレスのこと)が生きる伝説とあがめるコードネーム「Aナンバーワン」(なんたる単純な名前!)。リー・マービンは、火の玉ボーグナインは違って、ハードボイルドな男くささを魅せる。 妙に印象的だったのが、川で行われる洗礼のシーン。なんか、ものすごく胡散臭い。なぜかリー・マービンが洗礼を受けようとしている。これはなんだったんだろうか?シガレット小僧が、洗礼の場で服を盗むという愚か者ぶりを強調させるためか?
37 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一生を通じた、真夜中の飲み友達のような・・・,
By
レビュー対象商品: 北国の帝王 [DVD] (DVD)
待ってました!アルドリッチの作品は前作DVD化してほしいし コンプリートを目指しておる次第ですが、中でも これだけは火急でDVD化すべきであった作品。 漸くにして、その時が来たようで実に嬉しい。 ジャケが今風でありきたりなデザインなのには無論目をつぶりますが、 正直、当時のチラシのデザインそのままで充分だったかと。 やはり70年代映画は70年代のテイストで堂々とリリースして欲しかったです。 みうらじゅん氏が認定する「No.1モテね映画」。 まさに女性主体の消費社会には1ミリも居場所のない作品ですが、 男なら、妻子や彼女がいようといまいと、皆が寝静まった深夜に1人、 ビール片手に何回でも観たい、いや、観るべき「生涯の戦友(とも)」とでも 呼ぶべき傑作、いや、心の友と言えるでしょう。 個人的にはリー・マーヴィン繋がりでは、マイナーですが マイケル・リッチー監督でジーン・ハックマンと共演した 「ブラック・エース」とジョン・ブアマン監督の 「殺しの分け前/ポイント・ブランク」を早々にDVD化してほしい。 「殺人者たち」「北国の帝王」がリリースされた今、上記2作品は、 まさにリー・マーヴィンの、残された傑作であり、絶対に今でも 観られるべきクオリティを持った作品・・・だったはずだ。
20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「北国の帝王」は無声喜劇映画調のギリシャ劇である,
By
レビュー対象商品: 北国の帝王 [DVD] (DVD)
1973年に東京で偶然、試写会で見て言葉を失った傑作。既に本作の魅力は多くのレビューアーが書いていますので、DVD特典のニューヨーク大学映画学科教授ディナ・ボーランの音声解説を略述紹介します。“本作では大不況時代という設定は重視して描かれてはいません。ロング・ショットよりもクローズ・アップ中心で、背景も霧や夜などぼかされて映されており、人間対人間の対決に関心を向けるような映像になっています。『特攻大作戦』以降、ヒット作が無かったアルドリッチは無声映画の手法(開始のアイリス・インや場面転換でのワイプ)や、滑稽な車掌の動き・表情、道具の使い方など無声喜劇映画の要素を取り入れてヒットを狙いました。現実にはそれほど興行的には成功しませんでしたが、徐々に真価が認められます。同じような演出は『ロンゲスト・ヤード』に引き継がれ、大ヒットしました。 登場人物はすべてあだ名で呼ばれ、本名はあきらかにされず、作品の象徴性を高めています。鬼車掌・真の悪(ボーグナイン)と北国の帝王・ましな悪(マーヴィン)という、いわば「タイタンの戦い」を見守る鉄道員たちは「コロス」。ギリシャ劇のような構図が見てとれます。途中の停車駅の名セーラムは魔女狩りで有名な町と同じです。また、若造(キャラダイン)は1960年代の若者を連想させます。1960〜70年代に流行した相棒(バディ)映画(『明日に向って撃て!』など)に対する批評、そして強情だが未熟な若者に対する批評という意味があったのでしょう。ただ、強い男は強さを演じ続ける必要があり、それが最後には自滅を招くということも、この映画には表現されています。” 『キッスで殺せ!』にも大天使ガブリエルなど聖書の構造がありましたし、私見ではアルドリッチの最高傑作『ワイルド・アパッチ』にも人類学的な構造がありました。遺作『カリフォルニア・ドールス』などアルドリッチ作品のさらなるDVD化に期待したいと思います。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|