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北上次郎選「昭和エンターテインメント叢書」(5)捜神鬼 (小学館文庫)
 
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北上次郎選「昭和エンターテインメント叢書」(5)捜神鬼 (小学館文庫) [文庫]

西村 寿行 , 北上 次郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

生き物と人間の深い関わりを描いた作品集

夜の国道で道路の中央に蹲っている少年がいた。彼は、一緒に暮らしていた老人が死ぬ間際に残した言葉を守り、飼っていた蟹が海岸で産卵しようと移動するのを、命がけで守ろうとしていたのだった。それを知ったドライバーたちは、最後まで少年が見守れるように動いた。しかし、蟹と少年にはさまざまな難敵が襲いかかってくる(「妖獣鬼」)。
抜き差しがたい心情が膨れあがっての、生き物たちとの深い交わりを描きながら、「人間と動物はついにわかりあえないという断念を基調としている」(北上次郎)という、人間の孤独や哀しみの深奥に迫った、傑作動物小説集。

内容(「BOOK」データベースより)

夜の国道で道路の中央に蹲っている少年がいた。彼は、一緒に暮らしていた老人が死ぬ間際に残した言葉を守り、飼っていた蟹が海岸で産卵しようと移動するのを、命がけで守ろうとしていたのだった。それを知ったドライバーたちは、最後まで少年が見守れるように動いた。しかし、蟹と少年にはさまざまな難敵が襲いかかってくる(「妖獣鬼」)。人間の孤独や哀しみの深奥に迫った、傑作動物小説集。

登録情報

  • 文庫: 236ページ
  • 出版社: 小学館 (2010/7/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4094085254
  • ISBN-13: 978-4094085259
  • 発売日: 2010/7/6
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By がい トップ500レビュアー
形式:文庫
西村寿行なんてさ、アクションまじりの
官能小説みたいなもんでしょ?

なんて小馬鹿にしてる人や、
ま、エロ本がわりに読むならアリだね、なんて通ぶってる人には、
永遠にわからない寿行氏の傑作短編集。

むかし北上さんが激賞していて読んだら、本当に良かった!!
西村寿行はもう一歩入りこめない、と
思ってる方はこれを読んでみてください。
わざわざ選書として復刊される意味がわかると思うのです。

寿行氏の動物ものの中でも屈指の短編集。
冒頭の「痩牛鬼」から熱い涙と
人間が動物を食養する、ということへの疑問が
細かいディテールと一つになって突き刺さって来ます!!

これ一冊でいいから読んで!!
と言いたい西村寿行の異様な傑作です!!
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1 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
号泣しました 2011/2/13
形式:文庫
西村寿行氏の小説は読んだことがなかったのですが、東急のフリーペーパーで「痩牛鬼」を紹介していたので読んでみました。
 
泣きました。

紹介していた「痩牛鬼」もよかったのですが収録2編目の「海獣鬼」がもっとも感動できました。

なめそと呼ばれる瀬戸内で害獣とされる魚と、老いた漁師の予期せぬ心の交流、そして悲劇。

全編を通して、ほかの生き物の命を奪って人が生きるということの残酷さ、罪深さを改めて感じさせられました。

西村氏は昔猟師同然の生活をしていた経歴を持ち、後年はベジタリアンになったそうです。
その辺の理由もこの小説には凝縮されているように思われます。

私もできるだけ肉食を控えてみようと思いました。
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