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『アレキサンドロスの極秘預言書』に記されている『北の豹、南の鷹』の出会い。
この『会』のために、栗本薫氏は26年間100巻に及ぶ下準備をしてきたように思えます。
第67巻でグインがカメロンと握手を交わし、第87巻でナリスと言葉を交わした時から、この対面を心待ちにしていました。
100巻と同時発売となった『グイン・サーガ・ハンドブック3』の『百問答』。
『気に入っているシーンは?』に対し、栗本氏は「101巻のあそこ」と答えています。
それがどの場面かは読み手によって分かれるかもしれません。
今まで進みが遅いとイライラしていた読者にとって、かなり盛りだくさんの内容だからです。
第94巻でほぼ第1部が終了した感がありますが、それ以後なかなか進展しなかった話がいっきに進んだと思います。
100巻から3ヶ月連続で発売されるのもうなずけるクライマックスです。がぜん102巻への期待が膨らみました。
ノスフェラスの秘密を見た2人が出会ったのだから
新たな「何か」を期待して読まれると思いますが
冒頭の引用詩を参考に読むことをお奨めします
さらにグイン捜索隊の位置は地図で確認すると
なかなか味わいが増すかもしれませんね
それにしてもグインとスカールという豪儀な男同士の語り合いは
最近のドロドロした暗い展開の中に、さわやかな風を
吹き込んでくれて、たとえ、激しい意見交換であっても
健全でホント良いですね
いつものように地獄のヒキで終わらなかったので
ちょっと物足りない終わり方でしたが、
それがかえって102巻にはものすごい事が起こるんだろうな
というちょっとブキミな予想をさせました
あとがきは100巻記念イベントの感想のみ
いつになく静かな語りだったので、栗本さんお疲れかな
と心配しつつ、102巻に期待をつなぐ1冊となりました
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