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北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫)
 
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北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫) [文庫]

島田 荘司
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 387ページ
  • 出版社: 光文社 (1988/07)
  • ISBN-10: 4334707688
  • ISBN-13: 978-4334707682
  • 発売日: 1988/07
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0 トリックが苦しい, 2002/9/18
レビュー対象商品: 北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫) (文庫)
この事件単体で考えるとトリックが苦しい。これに尽きる。
が、加納通子シリーズのワンピースとしてみると、欠かせない一編。
事件の提示が、偶然に過ぎるのである。
どんどん追いつめられていく主人公には興味を継続させられる。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 よくもまぁ, 2007/10/25
レビュー対象商品: 北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫) (文庫)
よくもまぁ、こんなバカバカしいトリックを考える人もいるもんだ(笑)。バカバカしいけど、不愉快ではないですね(笑)。でも、多分、実現不可能でしょう。そういう割り切りが必要な作品ではあります。ただ通子との大河ストーリーという観点でみると、吉敷ファンには欠かすことのできない作品です。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 吉敷シリーズでは最も本格テイストの濃い作品, 2011/6/2
By 
mutantmogura (横浜市) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 北の夕鶴2/3の殺人 (光文社文庫) (文庫)
吉敷シリーズは、御手洗ものと比べると、警察の動きがメインである。
だから、どうしても地味な展開になってしまうのだがだが、本作だけは違う。
吉敷シリーズでは別格の大トリック、雰囲気であり、シリーズ中では最も好きだ。

何より、怪奇ムード満点であること、その怪奇ムードがプロットにおける必然だということが、高く評価したいところだ。
そして、サスペンスも十分だし、本シリーズ独特のメロドラマチックもまぶしてあるし。
惜しむらくは、そのサスペンスのかなりの部分が、吉敷のプライベートに依存するということである。
これは、必要以上に長くすることができないという、ノベルスミステリの宿命なのかもしれない。

島荘がメジャーになるためには、本シリーズが必要だった。
だから一時期、著者はかなり本シリーズを量産して、作品の質をかなり低下させた。
かなり著者的には、本シリーズに嫌気がさしていたのではないだろうか。
本作はまだそうなる前の、気力の充実していた、しかし御手洗ものを量産できなかった時期のものだ。
だから、吉敷ものなのに“このトリック”ということなのだろう。
やはり島荘には大技物理トリックが良く似合う。
実現性うんぬんではない。
説得力があれば、そして何よりも作品の密度の高さに必然であれば、それで良い。

いま、著者は本シリーズを中断している。
本作以降、「涙〜」まで、吉敷はよくがんばったし、その役割は十分に果たしたと思う。
でも、著者の看板スターのひとりであるし、また再び活躍を見たいものである。
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