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化身 (幻冬舎文庫)
 
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化身 (幻冬舎文庫) [文庫]

愛川 晶
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

自分は誘拐された園児なのか? ある日届いた差出人不明の写真は、過去に潜んだ謎を解く始まりだった……。予断を許さぬ結末へと誘う長編推理小説。第五回鮎川哲也賞受賞作。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 516ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (1999/06)
  • ISBN-10: 4877287353
  • ISBN-13: 978-4877287351
  • 発売日: 1999/06
  • 商品の寸法: 15 x 10.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 985,073位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
形式:文庫
愛川さんの作品は初読だったのですが、文章が適度に軽く、スピード感もあるので、一気読みでした。

主人公の人見操は19歳の女子大生。

中学の時に母を、半年ほど前に父を亡くし、一人暮らしをしていたが、ある日差出人不明の封書を受け取る。

中には保育園と思わしき建物の写真と、何か怖い絵を写した写真。

それらを見て理不尽なほどの恐怖を覚えた操は、友人にも相談し、それらを解明しようと奔走します。

次々と届く封書と、操のおぼろげな幼少時の記憶。それは操の出生の秘密に繋がっていた。。。

といったストーリーなのですが、若干の粗さを感じる部分も、犯人の背景がさらっとしすぎてたり、探偵役の造形が説得力に欠けるような気がしたりと、あるのですが、

それでもミステリとして良く出来ていて引き込まれるし、北村薫さんの作品の様な雰囲気もあり、最後まで楽しく読めました。
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形式:文庫
愛川晶(あきら)のデビュー作である本書は、ミステリーの老舗出版社、東京創元社が主催する、本格ミステリーの泰斗の名を冠した「鮎川哲也賞」’94年、第5回の受賞作である。

1年前に、残った唯一の肉親である父親を交通事故で亡くした、天涯孤独の人見操。彼女は都内のアパートでひとり暮らしをする聖都大学文学部の1年生である。夏休みに入ったばかりの、サークルの合宿明けのある日、差出人不明の淡いピンク色の封書が届いていた。そこには、操の古い記憶を刺激する保育園と一枚の絵の写真が。それが彼女を襲う恐怖と驚愕の日々の始まりであった。彼女は親友の星野秋子の勧めで同じサークルの先輩・理学部の3年生、巨漢の坂崎英雄と共に調べてゆく。

次々に送られてくる謎の封書に、自らの出生の秘密を、同封の写真を手掛かりとして戸籍と記憶をたよりに調べてゆくと、驚くべき事実が明らかになってくる。しかしひとつの謎が判明すると、また新たな謎が矢継ぎ早に発生。全部で4章ある物語のその最後の章の途中までまったく真相に到達しない。

本書の読みどころは、「記憶」と「戸籍」にまつわるトリックと19年前くだんの保育園で発生した「密室状態での乳児誘拐事件」のトリックの落としどころと、“どんでん返し”ともいえる真犯人の企みである。とにかく、たたみかけるサスペンスの連続に、まだ19才といううら若い操の心は引き裂かれんばかりだ。

本書は、フィクションとはいえ、読者に、これほどのことが実際起こりそうだと真剣に思わせてしまう、臨場感に満ちたミステリーの力作である。
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By JONNY
形式:文庫
役所で発行される様々な書類の中でも、
戸籍ということに焦点を当てて、
物語を展開していったのは素晴らしいと思う。

謄本や抄本、出生証明書等々、
身分や家系を証明する書類の細かな意味がわかって、
別の意味でも大変参考になった。

ただ、推理の展開や犯行動機等が後付けのような感じがして、
少し無理があるのかなと感じたのも事実である。

また物語展開上では全く無意味な秋子の存在が、
少々煩く感じたのも事実である。

ただ観点は素晴らしかったので、
読む価値は大いにあると思う。
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